1/7 ミスマル・ユリカ (機動戦艦ナデシコ)

 原型製作 みすまるましい

 キット販売 烈風

 パーツ数 13



 ご依頼を頂き製作しました。
 10年以上前のテレビアニメ、機動戦艦ナデシコのヒロインでタイトルのナデシコの艦長、ミスマル・ユリカです。
 キットは本放送で人気が出た際に烈風からリリースされた物なので、10年位前の物になりますが、今に繋がるガレージキットのフォーマットが出揃っていた時期なのと、メーカーの一般流通品と言う事もあってか原型の仕上げがしっかりしていましたし、 烈風のキットは昔から綺麗な抜きだったので、キャラはさておき、キットに極端な古臭さは感じませんでした。
 キットにはデカールとデイテールアップ用のエッチングパーツが付属しているのですが、今回製作した物は何れも欠品していましたので、デカールは烈風から販売されていた物を使用しました。エッチングパーツに関しては付属していたとしても、輸送時に脱落する危険が高く、元から使用する積りはなかったので、特に問題は有りませんでした。

 ご依頼された方が購入した時点で着手済みのキットで一部軸打ちが行われていたり、パテ盛りがされていたりしましたが、パーティングラインや気泡処理、パテ盛りした部分のヤスリ掛けがなされていなかった為、一から製作するのと作業量は変りませんでした。又、作り掛けで長い間放置していたのか一部のパーツの表面が経年による変色も見受けられましたが、大部分はヤスリ掛けするので特に問題は有りませんでした。  
 元々のキット状態は良好だったので、着手済みの手直しを入れてもすんなりと完成しました。

 製作手順は何時も通りで、バリやゲートを切除した後、パーティングラインと一緒に完全に研き落としてから、凹みや気泡の処理、真鍮線で各部分を繋いでの仮組、シンナー洗浄、塗装となります。
 凹みや気泡の充填には、瞬間接着剤 木工用 (アルテコ712)と、瞬間接着剤用の硬化スプレーを使いました。
 仮組り際に、名称は分らないのですが襟の様な薄いパーツが変形してて熱湯で調整したものの合いが悪く、帽子も完成見本写真の時点でかなり浮き気味で、そのままでは接着の際に問題となるので、ウェーブ・エポキシパテ(軽量タイプ)で合わせ目の作り直しを行いました。
 左足の付け根部分にも隙間が有ったのですが、タイトスカートの中の接合部分の合わせ目の隙間を埋めるには、スカートを破壊して作り直すくらいの事をしなければ無理だったので、飾れば見えない部分と言う事も有り見送りました。

 塗装は何時も通り、ミッチャクロンマルチ、肌色部分はMr.スーパークリアーのつや消し、それ以外の部分はクレオスのホワイトサーフェイサーで下地塗装を行っています。
 彩色に関しては、艦長服の細かい部分がイラストや立体物によってまちまちなので、この辺りはやや悩みはしましたが、基本的には作例に従い行いました。
 本来は少し横長の目が縦長で左右非対称に彫刻されていたので、目の書き込みは試行錯誤しました。

 接着固定はダイソーで売られている透明タイプのエポキシ接着剤で行いました。事前にしっかり仮組を行っていたので、特に困る要素は有りませんでした。

 製作費はデカールの調達を含めた材料代と、納品時の送料をの含め75,000円でした。




写真  INDEXに戻る