AGGRESSEVE 1/5 愛沢ともみ (II) メイドタイプ制服 解説
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 キットデータ

 1/5 愛沢ともみ (II) メイドタイプ制服

 原型製作 みすまるましい AGGRESSIVE

 イベント限定品

 パーツ数 25+デカール



 製作開始から約一年半以上経過してやっと完成したともみ君です。

 パソコンゲーム「Piaキャロットへようこそ!!2」をサターンに移植される際に追加されたキャラクターで、 発売当時のサターンマガジンの表紙になり、 アスペクトから発売されているビジュアルファンブックにポスターとして収録されているイラストの立体化です。 Piaキャロットはゲーム開始時にPiaキャロットの制服を、メイド、アイドル、スクールの3タイプから選択出来、 今回のキットはケレン味全開のメイドタイプの制服です。
 袖の輪っかなんか物理的に無理ですし、レストランで働くのには邪魔すぎますが、 こう言うアニメ文法の嘘っぽい所が良かったりするんですね。
 キットは2000年の夏のワンダーフェスティバルで販売された物で、 同年の冬に行われたワンダーフェスティバルで初売りされた物から改修を加えられたものです。 ワンダーフェスティバル以外にも各地で行われるワールドホビーフェスティバルで何度か販売されているので、 手に入れられた方も多いのではないでしょうか?
 造形面を見ると、同じイラストを立体化したものは幾つかあるのですが、 みるまるましい氏の造形は愛沢ともみと言うキャラクターとの相性が良い為、 郡を抜いてベストの物に仕上がっていると思います。 髪の毛の取り付けは難しい物になっていますが、 これはキャラクターの特性から出る問題で、誰が原型をしても不可避の問題でしょう。
 袖の輪っかを自作しなければならない物の、 改修前の物や、以前製作した愛沢ともみ I の欠点である、 髪の毛のリボンがきちんとパーツ化されているのが非常に嬉しい所です。
 キットの抜きもベルグ程ではないものの、 一般的な業者抜きと比較して程度は良い方なので  腕のリングの自作と髪の毛と取り付けの難易度を除けば特に問題なく作れると思うのですが、 色数が多くて塗装に手間取った他にも 色々問題が出てきてやたらに手間か掛かりました。



 下地処理
 ゲートをニッパーで切断した後、 今回はリューターをあえて使わずに デザインナイフの切り出してある程度整形した後、 パーティングラインを含めてスポンジやすりのFINEでひたすら研き続けた。 さすがに細かい所はスポンジの厚みで入り込めないので3Mの殻研ぎの320〜400番で研いた。 ゲート、パーティングラインが消えた所でSUPERFIN、ULTRAFINE、と番手を上げて行った。 大まかなゲート、パーティングライン処理には何時もリューターを使っているが、 今回に限ってリューターを使わなかったのは「単なる気まぐれ」と言う奴で特に理由は無い。
 スカートは前後に2分割されていたのでこの状態で塗装してから貼り合せるとかなり悲しい事になるので、 1mmの真鍮線で芯打ちして繋ぎ合わせ、 エポキシ接着剤で接着。接着剤が硬化後、合わせ目の部分にリューターで溝を掘り SSPで埋めてサンディングした後、田宮のホワイトサーフェイサーを吹き付けて 浮いてきた気泡を瞬着で埋めてやる事を数回繰り返してスカートの側が綺麗になったところで数ヶ月放置したら キャストが収縮してか、 合わせ目の部分が、ほんの少しだが、筋状に浮いてきたのでスポンジやすりによるサンディングと ホワイトサーフェイサーで仕上げておいた。 それから塗装まで3ヶ月以上時間が空いたが特に経時変化は現れなかったので素材が安定した物と思われる。

 目立った気泡が幾つか有ったのでリューターで少し気泡を広げてから瞬着で埋めておき、 下地塗装の段階で浮いてきた気泡はホルツのホワイトボディー用のラッカーパテで埋めていった。 塗装した後に研磨する際に荒めのペーパーを使うと研いた所が段差になるので、 1500番で研いた。 これでも若干の段差は生じるが、厚めに塗装を吹き付けてやれば目立たなくなる。

 制作期間に長期間の開きが有ったのには理由があり、 トレーが余りにも豪快に変形していたのでドライヤー等で戻すのを試みたが上手く行かず、 代りになる物を「変形したパーツは茹でると良い」と言う事を知るまで探していた事が大きな要因だ。
 適当な容器に水とパーツを電子レンジに10分ほど掛けたら本来あるべき姿に戻ってくれた。

 製作を始めてから一年以上も経つと作り方も変化してきて、 サンディングはポンジやすりと3Mの殻研ぎ紙やすりのドライサンディングから、 が普通の耐水ペーパーの水研ぎに主力が換わっていたり、 気泡や傷を埋めるのはSSPや瞬着から、 瞬着と白いポリパテ、ホルツのラッカーパテに置き換わっていたりしていた。


 塗装
 塗装は何時と同じくラッカー(油性アクリル)系のMR.カラーのエアーブラシを中心に行う。

 肌色部分はサフレスで行うものの、服の部分はサフレスにする意味が無いのと 傷を見る意味で、服とリボンパーツはプライマーを吹き付けた後、 田宮のホワイトサーフェイサーで塗装する。 この後一年近く放置した後に、 今年に入ってから製作を再開。
 ブラウス部分とスカートの裾の白の部分のシャドーにルリの髪の毛で使った色を吹き付けた後マスキングしておき、 次にコバルトブルーにレッドを混ぜに色味を整えた物で袖の部分のパーツを塗装した後、 マスキングしたスカートと服の塗装をしていたら塗料が切れたので調合し直したので、 少し色味が違うかも知れない。 ただ、下地の研き込み方や、吹き方による違いの差の方が大きい可能性も有る。
 袖の部分はイラストによって袖口の部分が白く塗り分けられていたりする場合が有るが、 元のイラストが同色だったのと、 パーツも塗り分けする様には作っていないみたいだったので塗り分けは行わなかった。
 ブルーを塗り終えた後、マスキングを重ねて白を吹いて下塗りしした後、ピンクを塗り重ねる。 この為若干塗り分け部分に白っぽい所が出てしまったがこれは止む得ない所だし目立たないので良しとする。
 ウエストのリボン(?)の赤はキャラクターレッドで塗る。 首のリボンは同じ色を使っているが塗料の濃度を濃くしてふいたので若干色味に変化が出ている。 赤系統は半透明なので塗膜の厚み手色が変わるのでこの様に変化を付けることが可能だが、 同じ色の部分を別々に塗ると色がちぐはぐになる事もあるので注意が必要だ。

 服の部分がある程度終った所で肌色部分の有る足と腕、顔パーツの塗装に入る。 下地塗装はプライマーを吹いた後でソフト99のクリアーを吹き付けた。 髪の毛も同様にしたが、途中でクリアーが切れたので、その辺で半額程度で買えるラッカースプレーに換えて見た。 ソフト99に入っていないニトロセルロースと言う成分が気になる所だが、 塗装、磨ぎ出し共に違和感は感じなかった。
 顔パーツは何時も通り目の周りをマスキングしてから目のシャドーを塗り、 その後、3mmのポンチで切り出したマスキングテープによりハイライト部分を予め白で塗装してから、 又3mmのポンチで切り出したマスキングテープを利用してハイライトを含めて瞳の部分をマスキングして、 パープルにクリアーを加えた物で虹彩の色を塗った後、虹彩の下1/3をホワイトに虹彩の色をほんの少し加えた物を吹き付けた後に マスキングを剥がしてクリアーでマスキング部分の段差や、 白目のシャドーのグラデーションによる塗装のざら付きを消してやる。
 肌色はネルで使った塗料の使い回しだが、 今回はいつもより濃淡を付けずに仕上げてみた。塗っている段階で色がイメージとは違ったが、 仕上がってみると悪くは無いみたいだ。
 手首の部分はマスキングしてスカートに塗ったコパルとブルーにレッドを加えた物で塗装。

 髪の毛とトレーは肌色と同様に下地塗装を行う。 クリアーが大量に有ったと言うだけだ。
 髪の毛はウッドブラウンを薄めた物で塗装。
 トレーは支持棒が取り付けられなかったので、写真の様な金具(まだ素材が撮れてません)を用いて片方を塗っては乾燥さてれもう片方を塗ると言う事を 繰り返しながらスーパープラック、シルバーを吹き付けた後にデカールを貼り付けてからスーパークリアーでコーティングしてやった。 。デカールが浮いているのは少し残念だが、 段差が消えるくらいクリアーを吹き付けるとせっかくのモールドが甘くなるのでモールドを取った結果こうなった次第だ。 モールドの定着には水で薄めた木工用ボンドを使っている。

 下半身のパーツの肌色部分に異物が混入して色が黒ずんでいた所が有ったので、 キャスト色を吹き付けてから肌色を塗装。その後、マスキングして ストッキングとショーツの色を吹いたらストッキング部分に傷が浮いてきたので これを消していたら他のパーツがどんどん終って行き、結果下半身パーツとカチューシャが最後になってしまった。 ストッキングは白を吹いて完全に色を均一にした後に、 ホワイトにルリの髪の毛色とフラットベースを少量加えた物で、 ストッキングのリボンはイエローにパープルを少量加えた物で、それぞれ塗装。  靴はウッドブラウンを塗った後にソールより上の部分をクリアーを吹き付けて光沢を出しておいた。
 カチューシャはホワイトサーフェイサーで白く塗った後に塗り分けが必要だと言う事が発覚したので、 マスキングした後にストッキングと同じ色で塗装。リボンもストッキング色でシャドーを入れたが、 全く分らない・・・

カラーチャート  
肌色 キャラクターフレッシュ1+キャラクターフレッシュ2(少量)+クリアーオレンジ(少量)+黄橙色(微量)
ホワイト パープル パープル+ホワイト
髪の毛ウッドブラウン+スーパークリアー
ホワイト ルリの髪の毛色 コバルトブルー+レッド(少量) ピンク+ホワイト キャラクターレッド
ぴあきゃろ人参キャラクターレッド+黄橙色 ルマングリーン
ストッキングホワイト ホワイト+ルリの髪の毛色+フラットベース イエロー+パープル(微量)
ウッドブラウン スーパークリアー
カチューシャ リボンホワイト ホワイト+ルリの髪の毛色+フラットペース

 ベース
 ベースは塗装の合間に組み立てた。
 先に製作したネルで「ベースが安っぽい」とのコメントを受け、 今回は加工を施してみた。
 固定用の穴は加工前に空けておき、水性ニスのオールナットのハケ塗りでベースを塗装した後、 近所の模型店で田宮の情景シートと言う物を見つけたので、 これを円型を切り出す専用のカッターでベースに合わせて切り出し、 シールになっていると思ったら単なる紙切れだったので木工用ボンドで貼り付けて完成。
 前のともみ君のベースはWFの加工済みベースディーラー(Studio Pearl)で1,000円で売っていた物だが、 今回の物は材料代だけで1,500円以上掛かっているので手間を考えると買い込んでおくべきだった。
   

 組み立て
 腕の袖口のリングは指定では0.2mmのプラバンを4mm幅に切り出して作る事になっていたが、 4mm幅のパールホワイトのリボンを30mmのアルミ柱に巻きつけて木工用ボンドで端を止めて製作。 自重でたれてくるのは 木工用ボンドを染み込ませて形を安定させる事で回避出来るが、 曲がったらどうし様もなくなるので行わなかった。 取り付けは両面テープで行った。
 組立ての大部分は真鍮線の差込のみ、前髪とカチューシャに至ってははめこみのみで、 両袖と右太股とショーツの部分を接着して完成! と早速写真を撮って里見デザインや自前の掲示板に投稿したら、後に足が脱落していたのと、 ストッキングのリボンを取り付けていない事実が発覚。足の接着をやり直し、 ストッキングのリボンも接着しておいた。 合わせ目であるショーツと右太股の境目の部分が汚くなってしまったが、 無理に覗き込まない限り見えない部分なので良しとする。


 反省

 スカートの裾とブラウスのシャドー、胸の人参が今一つっぽい。
 次回は赤木リツコの予定。


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