1/8 ラ・サイゼル 製作解説
 キットデータ

 1/8 ラ・サイゼル (ランス5D)

 販売 アセトン (イベント限定品)

 原型製作 怪屋ハジメ

 パーツ数 21 + 2(金属板切り出し)



 ご依頼により製作した物です。

 キット状態は良く、塗装が大変そうでは有る物の、既に製作済みのラ・ハウゼル程は時間が掛からないだろうと当初は多寡を括っていたのですか、塗装工程は先に作ったラ・ハウゼルよりも大変で、時間が取れない上に長梅雨と多雨が重なり、製作着手から完成まで10ヶ月、内塗装に9ヶ月を要してしまいました。

 前述通りキット状態は良好だった為、モールドが入った太股とブーツ、上半身のパーティングライン処理が多少面倒だった以外は特に苦労しませんでした。
 サイズが小さい上、無理な力が掛かる様な接合部分が無いので、各パーツ同士の接合の為の軸は、1mmの真鍮線を主に使い、翼の部分のみ0.5mmの真鍮線を使っています。

 塗装の手順は何時も通りで、肌色部分の下地塗装はミッチャクロンにクリスタルクリアー、それ以外の部分はミッチャクロンにクレオスのホワイトサーフェイサーで行い、彩色はクレオスのMR.カラーのエアーブラシ塗装と、タミヤのエナメル塗料での筆塗りです。

 肌色は、キャラクターフレッシュ1に黄橙色やクリアーイエロー、蛍光オレンジ等を加えた物で塗装しています。
 肌色は回りの色で発色が変るので、肌色の入らない着衣や髪の毛等のパーツをある程度先に塗ってから、肌色を調合しています。
 目は肌色を塗る前に、FS35622で白目のシャドーを、瞳の色をパープルを薄めた物で塗っています。
 顔の細かい部分はエアーブラシ塗装が全て終ってから、瞳の描き込みを含めて、エナメル塗料の筆塗りで仕上げています。

 服の基本色となる薄い青はブルーFS35622とスカイブルーを基本に、レッドやパーブルで色味調整しています。写真では黒っぽく見える濃いブルーはブルーFS15044です。カフスや帽子の淵等の紫っぽい所はコバルトブルーにパープルを加えた物に、レッドとインディーブルーで微調整しています。
 金色部分は基本的にアルクラッドのベイルゴールドで塗っています。新しいガラス瓶はパウダーの量が少ない様で、そのままでは尼にも薄く、パウダーを沈殿されてから上半分を捨ててから使いましたが、使う度にノズル詰まって塗るのが大変でした。が、そけは塗料の問題ではなく、今回初投入した0.3mmノズルのエアーブラシ(エアテックス XP-725)との相性が悪かった様です。ノズル径が0.35mmのボークスのプロモデルB(エアテックス XPー735の刻印違い)を使ったら、何の問題も無く塗装出来ました。ただ、パウダーの量が少ない事には変り有りませんので、使用の際は気を付けましょう。マスキングによるエアーブラシ塗装では厳しい部分には、ハンブロールのエナメル塗料を使っています。
 赤い宝石の様な部分はクレオスのシャインシルバーの上に、クリアレッドを何時もの様に調合するの手間だったので、試しにガイアカラーのクリアレットを使ってみました。乾燥が速過ぎる気はしますが、色に関してはクレオスの様に紫掛かっていない素直な発色の赤です。
 ガイアカラーの発売当初に「エナメル溶剤で溶ける」という噂を聞きましたが、クリアレッドに関してはエナメル溶剤で拭き取れる様な事は有りませんでした。

 タイツ部分の薄いプルーは、服の基本色に薄いグレーとホワイトを足した後、レッドで微調整しした物で、タイツとブーツの白い部分は、ライトグレーFS36495をホワイトで薄めた物で、濃いグレーの部分はRLM75グレーバイオレットにレッドを加えた物でそれぞれ塗装しています。ブーツの鋲の様な物の部分はエナメル塗料のクロムシルバーです。
 翼は、明るい部分のベースにルマングリーンを使った事以外は不明です。
 ネクタイ状のパーツはアルミ板か洋白板の切り出した物で、仮組み段階で形を付けけて、ミッチャクロンを塗った後、青竹色にクリアイエローを混ぜて作ったメタリックグリーンで仕上げています。
 武器は下塗りの白をしっかり塗った後、イラストでは白化している先端部分をマスキングしてから、ゴールドの部分をアルクラッドで塗り、さらにマスキングして全体をライトグレーFS36495を塗った後、先端部分のマスキングを剥がして境目にライトグレーFS36495ボカシ塗装を行った上に、カップ内調合で適当に作ったした薄い紫掛かった青と明るい緑の二色でグラデーションを入れています。
グリップ部分は握っている手首の肌色を塗った後、ジャーマングレーで塗っています。

 ベースは以前ボークス売られていた模造大理石の物をそのまま使用しています。
 組立は、発送と手直しが必要な場合を考えて、接着は力のかかる右手首と、下半身に留め、その他の部分は真鍮線の軸による差込固定です。ネクタイに関してはは軸打ちが出来ないので、両面デープでの固定となっています。
 接着剤はアロンアルファのゼリー状、両面テープはダイソーで買った紙タイプを使用しています。




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