キットデータ

 1/7 シーリン・バフティヤール (機動戦士ガンダム00)

 フルスクラッチビルド  販売 SB4 (イベント限定品)

 パーツ数 8



 キャラホビ2008の再版に合わせて製作した機動戦士ガンダム00に登場するシーリン・バフティヤールです。
 オフィシャルの資料では、ヒロインと思しきアザディスタン王国の皇女(王国なのに?)マリナ・イスマイールの側近と言う、 紹介のされ方をしていて、劇中から判断すると侍女兼教育係と言った感じですなのですが、 マリナの外遊に付いていかなかったりと、今一立場がはっきりしません。

 キャラホビ2008に参加するに当り、絹江ともう一体と考え、生産段階で何時も手助けしてもらっている知人のリクエストと、声を当てている根屋美智子さんが好きだからというキャラホビのインタビューでのロックオンの声の三木慎一郎氏みたいな理由と、どうせマリナは他所が作ると言う事から製作決定。結果的には絹江よりも気に入った仕上がりになりました。
 イベント当日、会場を見回したら、マリナは一点しか見ず、シーリンの方が多いと言う非常事態に・・・  

 原型の製作は芯材と造形の大部分はウエーブのエポキシパテ軽量タイプで行い、細かい部分の造形や、傷や気泡、凹みの処理はポリパテとラッカーパテで行っています。
 頭や胴体になるブロックや手足となる棒を作り、それを1mmのアルミ線で繋ぎ、瞬間接着剤と硬化促進剤でポース固定してから、エポキシパテを盛り付て全体を造形して行くのですが、無理に一体化した状態で造形しようとしたので、服を着せられる段階になるまでやたらに時間が掛ってしまいました。
 ウエープのエポキシパテ軽量タイプはは切断が容易なので、分解と繋ぎ合わせを何度も繰り返しながら造形した方が効率が良い様な気もします。

 手の指は毎回工法や造形方法で悩んでいるのですが、今回はまかに作った手の平部分に0.5mmの銀線を芯にして指を盛り付ける方法を取りました。
 手の平との接続部分の兼ね合いもあり、盛り付け時に粘土細工の要領だけで指を仕上げるのは無理が有り、かと言ってナイフや彫刻刀等の切り出しや削りだしを行うにしても、刃が思う様に当てられず、力を入れ過ぎると砕けてしまうと言う具合に、今回に限らす、何時も、相当の時間と神経を使っている割に、手首は仕上がりは何時もなおざりな造形になってしまっています。

 服や髪の毛は体が仕上がってから、グレーのエポキシパテで作っています。
 服やスカート部分は、皺の出っ張っている部分を盛り付けてそこを起点にエポキシパテを薄く盛り付ける感じで作って行きました。
 表面処理の為にサーフェイサーを塗布したら、残り日数を考えると絶望的な状況でしたが、ロックのクイックパテ180LSと言う比較的新しい品番のポリパテのお陰で何とか乗り切れました。

 エポキシパテの段階で凹凸の少ない原型の途中作例をネット上で良く見るのですが、どうやったらあんな風に出来るのか、未だに判りません。私としては、サーフェイサーを吹き付けてからが造形の本番なのですが・・・
 サーフェイサーは日曜大工店で普通に売られているホルツの自動車修理用のプライマーサーフェイサーを使用しています。色々試したのですが、乾燥時間が早く、隠蔽力も高い、コーナンで420mlスプレー缶が900円弱で買えると言う具合に、欠点らしい欠点が無く、性能の面からあまり使い物にならない物が多い気がするホルツですが、プライマーサーフェイサーだけば使えます。

 クイックパテ180LSは廃版となったクイックパテ120HBに溶剤分を多くした様な性質のパテで、流動性が高いので造形には向きませんが、切削性はタミヤのラッカーパテよりも良いので、表面の凹凸の処理にはとても有用なポリパテでした。
 一緒に購入した120LSは以前の180や240と似た様な系統の主剤の色で、硬化後の切削性もそれに準じてかなり硬い物になっていました。もっとも、厚付け用のパテの凹みを薄付け用のパテで埋めてヤスリがけするのに、薄付け用のパテの方が硬かった、以前のラインナップの方が如何かしていただけとは思いますが。

 キット製作の方は両足のパーツが複製時のゆがみが大きく出ていて、スカートに両足を差込形になるのですが、原型ではピタッと合うのが、キット段階では差込が出来ず、仮組時に結構削る羽目になりました。これはシリコン型と言うよりも、クランプでの問題だったのかも知れません。
 それ以外では髪の毛の前後に結構な隙間が出てしまい、ポリパテで合わせ目を作り直す処理を行いました。塗装したら又隙間ができてしまいました・・・

 彩色に関しては、以前何かで使った色を使ったので、レシピは不明です。
 顔の筆塗りは15分程で終らせた割には、上手く行った様な気がします。

 メガネは時間が無くてイベントには間に合いませんでしたが、イベント後に取り付けました。五菱重工のEG-01が適合する様に製作しているのですが、レンズ部分のテンプレートは形状が異なるのと、サイズがやや小さいので、クレオスの塗料を梱包しているケースから、フリーハンドで切り出した物を使用しています。
 手順としては、マスキングテーブを切り出す塩ビ板に貼り、タミヤの小さいハサミでレンズを切り出し、レンズのマスキングテープを別の塩ビ板に貼り付けて、マスキングテーブにそって切れば、理屈の上では同じ物が出来る筈です。が、人の手で行う以上、誤差は付き物で、マスキングテーブをゲージに切り出したレンズの方は若干大きくなる傾向があり、気持ち小さめに切り出して、両方のレンズをヤスリで微調整すると良いと思います。
 レンズが透明で小さい為、幾つも紛失して、レンズを取り付けるのに結局6時間以上もかかってしまいましたが、フレームレスレンズと言う事もあり、組んでしまうとレンズは殆ど見えないので、ブリッジとノーズパッド部分だけ顔に貼り付けておくだけで十分かも知れません。




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