クルシマ製作所 1/2.5 ホシノ・ルリ 胸像 製作解説
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 キットデータ

 1/2.5 ホシノ・ルリ胸像

原型製作 あげた ゆきお
発売元  株式会社セガ・エンタープライゼス
製造元  (株)クルシマ製作所
企画協力 岸企画  REMIX

パーツ数 5




 私はホシノ・ルリ。通称ルリルリ。宇宙戦艦の操艦なら任せて。暗い?肌の色が薄い?だから何なの?

 ってな訳で(どう言う訳かは秘密)ルリルリです。これはアスカの前にボークスで定価で買って作り始めた物なのですが、思い通りの肌色を作るのに手間取って後になりました。 アスカに比べてパーツ数が5倍なのも時間がかかった理由の一つです(嘘)。
  このキットは完成させなくてもパーティングラインを消すだけで飾れる様にパーツ数を極力押さえているのですが、私としては、多少高くなっても前髪と頭部、腕が別パーツになっている方が塗り易くていいと思いました。軟弱ですね。 それ以外に関しては、あげたゆきお氏の本領発揮と言った所で何の文句もありません。数ある11歳ルリのキットの中で最高の物だと思います。

 下地処理の説明は今回も面倒なのでやりません。スペシャルな事は一切していないので必要ありませんよね。今回は磨きが足りなかったのが反省点です。



 塗装
 塗料はアスカと同じ銘柄の物を使ってます。調合も同じ。
 
 肌色
 今回は綾波色です。キャラクターフレッシュ1ベースにキャラクターフレッシュ2をアスカの時よりも少なくして、黄橙色を多めに入れたものに、「青白い肌色だから」と単純にクリアーブルーを入れたら非常に上手く行きました。 今回も少し薄いですが、キャラがキャラなので、今回はこれで良いと思ってます。綾波の肌色のテストで吹いたのですが、結果が良好なので、スケールは小さくなるのですが、同じ様な吹き方で行こうと思います。

 制服
 白い部分はアスカと共通。今回はさらに紫のシャドーが目立ちませんね・・・黄色い所は黄橙色、黒い所はセミグロスブラックと何も工夫せずに吹いてます。  ネルガルマークの部分はデカールを探したり、白いインレタを探してみたりと色々思案したのですが(本当はこれの為に時間が掛かりました)、結局マスキングになってしまいました。白い文字はマスキングして、青い所はキャラクターブルー。Nの赤字ははキャラクターレッドをマスキングで吹きました。 マスキングが上手くいっていなかったので、エナメルの白とフラットブルーでリタッチしています。 綺麗ではありませんが、今の私の技術ではこんな物でしょう。

 
 白目はキャスト地にアスカと同じ様にライトブルーを白で薄めた物をシャドーに。瞳の黄色い所はダークイエロー、白、黄色を適当に混ぜた物を、黒いところは黒を吹いただけです。墨入れと眉毛はエナメルのセミグロスブラック。ハイライトはマスキングで塗り残しました。今回はモールド通りに塗りました。そこそこ上手くいっていると思います。

 髪の毛
 これは以前友人が作ったルリの髪の毛色を貰って吹いたので、どう言う調合かは知りません。
 ’00 6月2日追記 エヴァカラーのエヴァパープルの薄い方をベースに何かを混ぜたらしいです。

 髪飾り
 髪の毛の色を吹いた後、マスキングした後セミグロスブラックを吹き、又マスキングして、銀を下地の黒がシャドーになる様に顔料吹き(1週間くらい放置して、分離した上澄みを捨て、残った粒子をシンナーで)吹いた上から、 クリアーレッドにクリアーオレンジを混ぜた物の順に吹いてメタリック風に仕上げました。
 クリアーレッドはそのまま吹くと悲しい事になります。何故グンゼのラッカーのクリアーレッドは赤紫色なんでしょうか?謎です。

 眉毛
 この部分の色はエナメルでルリの髪の毛と同じ色を自分で調合して作ったら非常に上手くいきました。私としては今回一番の見所です。 色はホワイトとフラットブルー。パープルを目分量で調合です。ラッカーでも似たような調合で出来そうです。

 
 前回赤をそのままエナメルで引いたらくどかったのと、より肌の色が薄いので、ピンクと赤を混ぜて調整したものを引いてます。でも写真では分りませんね。

 台座
 今回は写真映りを考慮して黒鉄色を吹いただけで止めておきました。銀チョロはやっぱり格良いので後でします。
 ’00 6月2日追記 まだそのままです。

 完成時の感想
 今回は筆塗りが前回に比べて非常に早く終わったので、「もうできたのか」と思いました。自分なりにはアラが多いですが、良く出来た方だと思います。

 反省
 マスキングがもっとしっかり出来れば、と思います。こればっかりは数を重ねるしかありませんね。


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