1/7 レン
 キットデータ

 1/7 レン

 フルスクラッチビルド

 パーツ数 8


 SB4として3つ目となるキットとなるTYPE-MOONキャラのレンです。
 今回はシオンに引き続き、MELTY BLOOD ReAct版として製作しています。
 初出は月姫ですが、その時はグラフィック無しで、ビジュアルとして登場したのは続編となる歌月十夜からで、その時は実質的なヒロインとして扱われています。
 何百年も前に魔術師が生み出した使い魔で、月姫では正ヒロインのアルクェイドを主人としていますが、歌月十夜で遠野志貴と再契約しました。MELTY BLOODシリーズでは設定が若干異なり、主人を持たないとなっています。MELTY BLOODでの登場は追加ディスクのReActからです。
 意思疎通はテレパシーの様な物で出来るらしく、月歌十夜ではセリフが一切有りませんがMELTY BLOODでは、自発的に話さないだけと言う事がReActのアーケードモードとアクト・カンデンツァの、レンルートで明かされます。これは自らを生んだ魔術師の「自発的に行動してはならない」と言う教えに律儀に従っている為と思われますが、その律儀な性格と折り合いが付かない部分がレンから独立して白レンとなり、悪さをしたり、レン自身に襲い掛かる。と言うのがMELTY BLOOD ReActと、アクト・カンデンツァのレンルートの筋書きです。
 大筋は変らない物の、ReActではレンが白レンを倒して終り。アクト・カンデンツァではレンが白レンと和解する。と言う具合に結末に若干の違いがあります。

 レンを作ろうと思い立ったのは、シオンのリリース後で、普段着は出来の良い物が既に幾つも出ているので、アークドライブ(超必殺技)のウタカタ発動時にランダムに表示される普段着、水着、パジャマのグラフィックの中から水着を選んで立体化することを決め、去年の10月頃から製作を開始しました。
 原型製作に関してはフルスクラッチのコーナーに譲りたいと思います。

 複製したキットの販売に関してはこちらを参照して下さい。
 複製する為にシリコン型を作る際にゲートとして使ったゴム紐がシリコン型の片面に癒着してしまい、ナイフで切り落とした為にキット状態のゲートが大きくなってしまい、手流しと言う事も有ってゲート処理と気泡処理に多少手を焼くかと思いますが、個体差が有るものの、型ズレと微細気泡極力抑えましたし、パーツの合いも悪く無い筈ですので、根気さえあれば完成出来ると思います。



 キット製作

 ゲートの処理はニッパーで大まかに切り落とした後、オルファの特選黒刃のSサイズの替え刃に交換したカッターナイフで大まかに切出して、400番の紙やすりで最終的な整形を行いました。
 特選黒刃は最近使い始めた物ですが、値段の割に切れ味が凄まじく、完全硬化したポリパテもスパスパ切れ、ゲート部分が小さく、普通のカッターで切り落とそうとすると、本来のパーツである部分まで欠けさせてしまいそうな、湯逃げ等のバリを薄くスライスさせて削ぎ落とすなんて事まで可能です。欠点としては必要以上に削ぎ落としてしまうと言う事でしょうか。今回は2箇所バテを盛り付ける羽目になりました。こんな事になら無い様に、ある程度大まかに切出した後は、紙やすりで整形するのが一番確実ですね。

 イレギュラー的に髪の毛の先が流れていない物を選んで製作したので、その修復にポリパテを使いましたが、それ以外のパテを使う作業はアルテコSSP−HG瞬間接着パテのパウダーにシアノンDWを混ぜた物で行いました。今の所、この組み合わせにアルテコのスプレープライマー(瞬間接着剤硬化促進剤)を使うのが、充填から切削まで最も早く、キャストの色にも最も馴染む充填剤なのですが、混ぜ具合によってはキャスト素材よりも削れ悪いのが難点ですね。

 下地塗装は、両手、両足、頭部分はプライマーとボークスのクリスタルクリアーで、髪の毛パーツはプライマーホワイトサーフェイサーで、水着部分はプライマーとボークスのグレーサーフェイサーで下地塗装を行いました。

 彩色はクレオスのMr.カラーのエアーブラシ塗装と、タミヤとハンブロールのエナメル塗料での筆塗です。

 顔は白目のシャドー、瞳、肌色、髪の毛の順でそれぞれマスキングして塗分けています。
 白のシャドーはブルーFS35622、瞳はレッドを塗った後、レッドにスーパーブラックを極少量加えてグラデーション塗装しています。
 肌色はキャラクターフレッシュ1に、キャラクターフレッシュ2と黄橙色、蛍光オレンジを少量ずつ適当に加えた物です。

 髪の毛はエヴァカラーのレイライトブルー(2)にコパルトブルー、レッドを加えた物で全体を塗ってから、さらにコバルトブルーを加えた物でシャドー部分を塗っています。

 水着はフラットベースを加えたミッドナイトブルーです。

 ベースはウエーブのD・ベースをそのまま使いました。

 写真撮影時には接着剤がなかったので、真鍮線の差込だけで、接着は行っていません。
 撮影後にダイソーで買ってきたゼリー状瞬間接着剤で接着固定しておきました。左足のオスダボとメスダボに多少隙間が有るらしく、少し多めに盛り付ける必要が有りました。
 接着前に接着面の塗装を剥がさないと、衝撃で接着が塗膜と一緒に剥がれる場合が有るので、版画刀の間透(3mm)で塗膜を削り落としてから接着しています。




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