リューノス 1/8 綾波レイ「転校生-冬-」 製作解説

 キットデータ

 1/7 綾波レイ「転校生-冬-」(新世紀エヴァンゲリオン)

 原型製作 竜人

 販売 リューノス(雑誌通販限定)

 パーツ数 16


 もう説明するまでも有りませんが、この夏に昔の素材を流用した新作映画が公開される新世紀エヴァンゲリオン(映画版の表記は新世紀エヴァンゲリヲン)から綾波レイです。
 アスカと人気を二分するキャラですか、レイの方が人気はやや優勢の模様。レイのグッズが出る時は、たいてアスカも用意される物なのですが、現時点では竜人氏の制服アスカが無いのが少々残念な所です。

 今回のレイのキットは雑誌の通販限定商品で、 服装は原型を手掛けられた竜人氏オリジナルで、氏曰く「女子高生巻きマフラーが作りたかった」との事。
 ちなみにに、劇中に登場する日本は、セカンドインパクトの際の地軸のズレに伴い、冬は訪れない常夏の国という設定なのですが、他のオフィシャルグッズで冬服の絵柄が幾らでも存在しているので細かい事は気にしてはならないのでしょう。

 キット状態はR.C.ベルグによる整形で、竜人氏自らが一つ一つ検品を行い程度の良い物だけを出荷していないという噂話を聞いたのですが、その噂を裏打ちするかの様に、気泡や段差は少なく、分割も常識的な物で大変作り易い仕様になっています。ただ、少しのズレも許されない組立マージンの小さい作りになっているので、仮組時の軸打ちには気を使いました。

 肌色部分はプライマーとつや消しクリアーのラッカー塗料で行う、何時も通りのサフレス仕上げですが、今回は下地塗装のつや消しクリアーを塗布する前のプライマー(塗料接着剤)は大阪プラスチックのサフレス専用下地 フィックスプライマー[つや消しクリアー]を用いました。何時も使っているミッチャクロンマルチと比較すると、吹き付け粒子が細かく、ミッチャクロンマルチは噴き付け量が少しでも多ければ直ぐに垂れて来るのですが、相当厚塗りしても垂れてくる事は無く、使い勝手の面ではかなり優位性を感じました。ガレージキットメーカーの直営店では大抵扱っているので入手製も良く、垂れ難さを考えると初心者でも安心して使えると思いますが、量当たりの値段が三倍近くするのが難点ですね。接着能力に関しては、成分は工業用と同じらしいのですが、マフラーの入り組んだ部分でマスキングの際の塗膜の剥離が発生しています。ただ、プライマーの塗布や、脱脂が不完全だった可能性があるのと、それ以外の部分では剥離は起きていないので、現時点では性能を判断し兼ねている所です。

 彩色はに関しては、フィギュアマニアックスVol.23や、キット付属の写真を参考に行いました。そっくりそのままは無理にしても、出来るだけ作例のイメージに近い物になる様に塗ってみた積りです。

 塗装の中ではマフラーのチェック柄が特に大変で、マフラーのパーツの塗り分けだけで20時間近くを要しました。マフラーが大変過ぎたので、それ以外の塗装はスカートのチェック柄を含めて楽に感じました。

 ベースはアサヒペンのジェルカラーニスを塗布した後、オルファのラチェットコンパスカッター で切り出したテクスチャーシートを貼り付けています。
 レイと車両進入防止柵との位置決めが面倒かと思いましたが、レイ本体の組立程シビアな組立は求められないので、位置決めは思ったよりはすんなりと出来ました。



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