キットデータ
1/8 辻本夏実 (逮捕しちゃうぞ)
原型製作 寺岡邦明 販売 海洋堂
パーツ数 10
ご依頼を頂き製作した海洋堂の1/8辻本夏実です。
「ああっ女神様っ」と並ぶ藤島康介氏の代表作「逮捕しちゃうぞ」が原作で、原作漫画は十数年前に掲載誌のモーニングパーテイーの休刊と同時に完結していますが、作品としての人気は現在も連載中の「ああっ女神さまっ」よりも有るのか、OVA、テレビアニメ、劇場用アニメ、テレビドラマと順調にメディア展開して、テレビで放送した物はとれも堅調な数字を取っている様で、昨年にはテレビアニメの新作が放送されました。
逮捕キャラのフィギュアは完成品としての商品はは思い当らないのですが、ガレージキットは、連載時から海洋堂、ウエーブ、ボークスと言ったガレージキットメーカーから販売されていました。随分前のことなので記憶はあやふやですが、何処のメーカーも夏実と美幸の二種を同時にリリースか、二体セットが多かった気がします。
頼子さんや葵ちゃんは主役二人よりは頻度は低いものの、イベントでアマチュアの作品をたまに見る事が出来、葵ちゃんは完全に女性化して水着姿の物なんかも有ったりします。個人的にはテレビシリーズから登場の木下かおる子警部補が気に入っているのですが、残念ながら見た記憶が有りません。
今回製作した海洋堂の1/8辻本夏実はボックスアートがセル画なのと、イラストと作例の瞳が赤い事から、最初のアニメとなるOVA発売から、テレビアニメの第一シリーズが放送され、瞳の色指定が原作と同じ緑に変更された劇場版が公開されるまでの間にリリースされた物だと思います。当然の様に美幸も発売されいて、資料として一緒に送られてきた付属写真は二人が並んだ姿でした。
十年以上も前のキットなので、分割は多少時代を感じさせる物が有り、造形も人によっては古臭く感じるのかも知れませんが、顔や髪の毛の造形がキャラの特徴を捉えていて、私としては中々良い出来に思えます。
成形状態は当時としては平均的な物で、経時変化で素材表面の色が若干濃くなっていたり、足の脛部分に小微細気泡が幾つも発生したりしていましたが、肌色部分は何とかサフレスで仕上げました。
下地処理は特段変わったことも無く、気泡や傷、凹みはバテとしてSSP-HGのパウダーにシアノンDWを混ぜた物を流し込んでいます。
そのままでは硬化に時間が掛るので、シアノンスプレープライマー400を噴きつけて硬化促進させています。現状ではこれが最も早い方法の様に思えます。
パテ埋め処理した部分はキャスト素材よりも色が明るいので、肌色以外の部分はミッチャクロンマルチとホワイとサーフェイサーで下地塗装するので問題無いのですが、肌色部分はそのままでは肌色を塗ると目立つ可能性が有るので、ミッチャクロンマルチとMr.スーパークリアー半光沢で下地塗装した後に、ャスト素材に近い色を調合した色をエアーブラシでパテ処理した部分に塗って目立たなくしてから、肌色を塗装しています。
配色に関しては、実物では安っぽく見えてしまう髪の毛のハイライトをオミットしたり、瞳の色を緑にしたりしたものの、基本的には作例に準拠しています。
顔の細かい部分はエナメル塗料の筆塗りで、目の描き込みや眉毛はアニメ最新作のフルスロットル版をやや意識してみました。
ベースはジェル状ニスのブラックで仕上げました。
ベースへの固定は左右の踵から1mmの真鍮線で接続しています。
写真は何時もならホワイとバランス調整したりするのですが、今回は切り抜きしてリサイズしただけの物を掲載しました。
製作費は古いキットと言う事も有り、納品時の送料、ベースや塗料と言った材料代を含め52,000円とさせて頂きました。
写真
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