ダイキ工業 1/6 ナコルル 修羅バージョン 製作解説
 キットデータ



 1/6 ナコルル 修羅バージョン (サムライスピリッツ2 アスラ斬魔伝)

 販売 ダイキ工業

 原型製作 山田良成 (山田屋)

 パーツ数 22



 長くて青い髪の毛の女の子が短刀を持って襲ってくるので、某朝倉さんに間違われてしまいそうですが、サムライスピリッツシリーズのナコルルです。パッケージによると、SNKの屋台骨を傾けた原因のNEOGEO64ブラットフォーム用に開発された、ポリゴンサムライスビリッツの第二作版の様ですね。
 2D格闘ゲームを安易にポリゴンにしただけと言う感じなのと、既存のNEOGEOでのシリーズと比較しての大味なゲーム性、すぐにPlay Stationに移植され、金を掛けて64ビットプラットフォームを作ったへの疑問等から、周りの受けは良くなかったシリーズなのですが、新キャラの色の登場や、大味な分逆に気軽に楽しめるので、私としてはて結構好きなゲームだったりします。

 キットは数年前にダイキ工業が店頭に並ぶ一般流通品として発売した物です。
 原型製作は、WFで山田屋の屋号でディーラー活動されている山田良成氏ですので、イベント品からの一般販売かもしれませんが、詳しくは判りません。
 服のパーツが全て取れると言う仕様が受けて結構売れたらしく、絶版後暫くは、定価が15,750円と只でさえ高額なのにその倍は出さないと買えない言う人気ぶりでした。
 今回製作した物は、Yahooオークションで落札した物ですが、その際は偶々ライバルが少なかったのか、定価で落札できた物です。

 キット状態は業者抜きでは有るのですが、抜きの悪さでは定評の有るダイキ工業の製品なので、メーカー品とは思えない、有る意味親近感を覚える様なキット状態で、パーツ成形だけでも大変なのに、服パーツがそのままでは全く合わない大変なキットでした。

 上半身の服を外せる様にするにはほぼ全パーツを脱着可能にする必要があり、それは無理が有ったので、上半身の服は接着固定しておきました。下半身の袴部分は外せる様にしてあります。接着していないだけと言う話も有りますが。
 服を接着してしまった上半身、袴が取り外し可能な下半身、共に中身ももちゃんと塗っていますが、当サイトは年齢制限を設けない方針ですので、掲載は見送りました。写真も取っていません。

 短刀のチチウシの固定用の真鍮線を差し込む為の穴の位置が適切で無いのが、塗装後に発覚しましたが、完成すれば殆ど見えない部分なので他部分に取り付け穴を開けて対処しました。

 気泡や欠損は当初SSP-HGのパウダーとシアノンDWで埋めていたのですが切削性の悪さから製作を中断して、製作再開後はタミヤの光硬化パテとWaveのエポキシパテ、軽量タイプに変更しています。
 気泡と欠損の処理夜にかなり手間取りましたが、塗り訳は思ったよりも楽だったので、塗装はそれ程手間取りませんでした。
   アイヌ服の裾の部分はマスキングしましたが、丸い部分は当初サークルカッターで切り出すつもりだったのですが、サークルカッターでは切り出せる最小径以下だったので、結局フリーハンドで曲線を描いたテープを何枚も切り出してマスキングによる円を描きました。適切な径の穴あけポンチを使ったら半分以下の時間ですんだとは思いますが、日曜大工店の開店を待つよりはマスキングした方が早かったのです。

 気泡や欠損処理、仮組、大まかに全体をヤスリ掛け、シンナー洗浄後、ミッチャクロンマルチを塗布して、肌色部分はつや消しクリアーのラッカースプレーで、それ以外の部分はホワイトサーフェイサーで下塗りして、細かい部分を除いて、Mrカラーのエアーブラシ塗装で彩色しています。細かい部分のみ、タミヤのエナメル塗料での筆塗りです。

 白目のシャドーと肌色、服の白い部分のシャドーは予め調合していた色で、服の白はアクセルS13コンクホワイトですが、髪の毛と目のブルーはインディーブルーにブルーの重ね塗り、靴と服の赤い部分はキャラクターレッド、帯は多分300番台の航空機用のイエロー、チチウシはスーパーブラックとゴールド、紐はキャラクターレッド、袴の黒い部分はネイビーブルーと、結構単純な色を使っていますが、ゲームキャラらしく鮮やかな色合いに仕上がったと思います。

 ベースは何時も通りアサヒペンのジェル状ニスで仕上げています。
 ベースへの固定は、右足に1.5mmの真鍮線を一本差し込んでいるだけなので、気分に応じて角度を変えられます。軸足の足の裏の面積が広いのと、左足も接地しているので、地震の無い所だと真鍮線の差込が必用無い程安定性して自立します。

 他のメーカーの様に設定身長を考慮したら表記スケールの一回りや二回り小さいと言う事は無く、しっかり1/6サイズなのと、髪の毛と袴のボリュームで、完成後は前回製作したセーラーサターンと比べて、ずっと迫力や存在感が有るのですが、展示に必用なスペースはサターンよりもずっと少なくて済み、サイズの割に気軽に飾っておけるので、結構気に入っています。




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