MINE 1/6 長門有希 製作解説
 キットデータ

 1/6 長門有希 (涼宮ハルヒの憂鬱)

 販売 MINE (イベント限定品)

 原型製作 勝嶋康一

 パーツ数 14



 昨年、アニメ化した際にスマッシュヒットを飛ばした涼宮ハルヒの憂鬱シリーズから長門有希です。
 外見もそのままなのですが、キャラクター性は綾波レイをさらに突き詰めた感じの感情を表に出さない無表情キャラで、ハローキティと同じ理屈で無表情の方が勝手な思い入れを入れ易い為か、キャラクター人気は上々です。
 劇中の長門有希自身のセリフは少し難解なのですが、肉体を持たず、精神体のみの存在の為、地球人との直接的なコミュニケーション手段を持たない宇宙人が情報収集と意思疎通の為に高度なバイオテクノロジーで作られたアンドロイドだそうで、無表情キャラなのはその為かとも思われたのですが、表情豊かな朝倉さんも同種みたいなので、無表情キャラは個体差による個性の様です。
 朝倉さんが命令に反して行動を起こしたり、長門とキョンの会話で意思が有る旨を語っているので、予め設定されたプログラムや命令を実行するだけのロボットではない様です。

 キットはワンダーフェスティバルで販売された物で、広告写真の雰囲気が良かったので購入した物です。

 造形としてはアニメ版といとうのいぢ版の折衷といった感じですが、彩色と目の描き込みはアニメやメガミマガジンに掲載されている、アニメーターのイラストを参考に行いました。

 製作手順は何時も通りで、下地塗装まではワンダーフェスティバルで購入したチェリーブロッサムの水銀燈と同時に行っています。

 ニッパーでゲートやバリを落とした後、400番と600番の紙やすりとリューターでパーティングラインをゲート跡と一緒に消し、気泡はタミヤの光硬化パテで埋め、1mmと0.5mmの真鍮線で軸打ちを行い仮組みした後、シンナーで洗浄して脱脂。
 前後の髪の毛の軸打ちには0.5mmの真鍮線を使っています。

 塗装はマルチプライマーのミッチャクロンマルチを塗布した後に、肌色部分はMr.スーパークリアーのつや消し、それ以外はMr.ホワイトサーフェイサー1000で下地塗装した後、肌色部分はMICROFINEのスポンジやすりで研いてから、ラッカー塗料のエアーブラシ塗装、細かい部分はエナメル塗料の筆塗りです。

 肌色はチェリーブロッサムの二体目の水銀燈三体目の蒼星石と同じ色を使いました。
 目は、キャスト地につや消しクリアーを塗って、肌色を塗る前の段階で、目の周りをマスキングして白目のシャドーをラ・サイゼルを製作する際に作った薄い水色をエアーブラシで塗ってから、瞳の周りをマスキングして、ホシノ・ルリの胸像で使用した瞳の色とレッドブラウンでグラデーション塗装を行い、目の部分をマスキングして肌色を塗った後、細かい部分をタミヤのエナメル塗料の筆塗りにより描き込んでいます。  目の書き込みの筆塗りの後、フラットレッドとフラットブルー、ホワイトで作った紫で眉毛を描き、ホワイトとフラットレッドを混ぜて作ったピンクで口にスミ入れしています。

 制服の白はアクセル12Sホワイトを塗った後、薄い青紫気味のグレーでシャドーを入れています。
 スカートとセーラーカラー、袖部分はスカイブルーにブルーとレッド、キャラクターイエローで色調を整えた物で、赤いラインはマスキングしてから、アクセル12Sホワイトで下塗りしてから、タイと一緒にキャラクターレッドでしあげています。
 胸元の薄いブルーは、アクセル12Sホワイトにセーラーカラーやスカート、袖に使った色を少し混ぜた物で塗っています。

 靴下はフラットブラック靴はダークアースのエアーブラシ塗装です。

 髪の毛はガイアカラーのラベンダーにレッド、ブルー、フラットブラックで色調を調整した物で塗装しています。

 肌色部分を除いて、スーパークリアーのつや消しでコートしています。

 校章と瞳のデカールが付いていましたが、瞳の色は挿絵版っぽく、アニメの色とは全く異なっていたので使いませんでした。
 校章はサイズ違いで二種類入っていたのですが、組立説明書には指定が無かったので小さい方を使いました。
 デカールはデカールシートにインクジェットブリンターで印刷されている物の様で、インクジェットブリンターのインクは水溶性の為、そのまま水に浸すと印刷が溶け出すので、油性のMR.スーパークリアーのつや消しの缶スプレーで印刷面をコートしてやり、 デカールシートの粘着力は弱いので、を接着面に木工用ボンド水で延ばして貼り付ています。貼り付け後につや消しクリアーでコートしようかと思ったのですが、コート無しの状態でも上手く馴染んでいたのでそのままにしておきました。


 塗装後の組立は下半身は特に問題有りませんが、上半身は手順を間違えると組み立てられないので注意が必要です。
 セーラーカラーに首パーツを通すのがちょっとした知恵の輪状態で首パーツを胴体に固定する前に、セーラーカラーに首を通してやる必用があります。
 首パーツに顔パーツを固定する前に髪の毛パーツを取り付けると髪の毛が干渉してしまいます。
 両腕はタイを取り付けてからでなければ取り付けられない上、接着面が小さいので、取り付け部分にはエポキシ接着剤を多めに付けてやる必用が有りました。
 何れも仮組段階で発覚していたので、特に困りはしませんでしたが、塗装前に一度全てのパーツを組み上げるのはやっておくに越した事は無いですね。

 ベースはアサヒペンのジェルカラーニスで仕上げています。




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