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1/7 風見みずほ 水着ver.2 (おねがいティーチャー)
原型製作 HIDE
キット販売 コトブキヤ
パーツ数 19
ご依頼によりキット完成品をリペイントした物です。
スイムスーツver.
としてPVC完成品も発売されていて、こちらも中々の人気だった様です。
当初のご依頼内容は髪の毛の部分破損の修繕のみだったのですが届いてみたら右足の小指と薬指が砕けていて、部分的なリタッチでは満足行く仕上がりにはならないので全塗装となりました。
肌色部分の破損の修繕お問い合わせはは少なく無いのですが、肌色は製作者によって調合がバラバラでどうしても違いが出てしまう為、リペイントを行う場合は顔塗り含めて肌色全部の塗り直しとなってしまいます。
破損していた右足とは別に水着の下の左右のリボンが取り付けられていなかったのでコトブキヤにパーツ請求して取り寄せしました。
コトブキヤはキャラクターフィギュアのガレージキットからは撤退しているもの、過去に販売したキットに関してはパーツ請求に応じられる様準備はしているそうです。
元のキットがアイボリーだったのですが、送られてきたパーツはホワイトで成型されていて、素材の色か影響する肌色のサフレス塗装では素材の色の違いが発色の違いとなる為、届いたパーツを参考にして砕けた部分を修繕しました。
作業の手順としては慎重に接着を剥がしながら分解して行き、分解後、彫刻刀の平刀やナイフで接着剤を落してから、ラッカー薄め液で塗料を剥離させ、それでも残った塗料は紙やすりで磨き落しました。
右腕や髪の毛の合わせ目処理が不完全だったり、パーティングラインがあちこち残っていたので手間としては一からのキット製作と変わり有りませんでした。
パーティングラインは320番の紙やすりで磨いて落し、必要に応じてロックレーザー328光硬化パテで埋めてやりました。
塗装前に一体化したパーツの合わせ目部分は溝を掘ってから光硬化パテで埋めて紙やすりで磨いて合わせ目が目立たない様に処理しました。
400番、600番、800番の紙やすりで順番に表面を磨いた後、ラッカー薄め液で作業中に付着した汚れや油分を落してやり、ミッチャクロンマルチを塗布した後、肌色部分はラッカークリアーの半光沢で、髪の毛と水着のリボンはホワイトサーフェイサーで下地とそうしてから、スポンジやすりのULTRAFINEとMICROFINEで磨いてから彩色しました。
手持ちの資料を参考に手近に有る適当な色で彩色したので、良く覚えていません。
ベースも破損していたので破損した物と同じ物を購入して
アサヒペンジェル状ニス
のライトオークで仕上げました。
制作費は78,000円(パーツ請求実費4,500円含まず)とさせて頂きました。
分解と塗装の剥離、破損部分の修繕が伴うため、通常のキット製作よりもややお高めの金額となっています。
写真
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