1/6 まほろさん 製作解説
キットデータ
1/6 まほろさん (まほろてっいく)
販売 Millky Doll (イベント限定品)
原型製作 静
パーツ数 12
ご依頼を頂き製作した物です。
アニメはガイナックス製作のメジャータイトルで、ネット上や雑誌、店頭でイラストや立体物は何度も目にしているのてずか、原作マンガを含めて実際に見た事は無く、メイドロボらしいと言う位しか知りません。仕方ないので
レプリカントVol.25
に掲載されている作例写真を参考に製作を行いました。
キット状態は業者抜きで一見すると綺麗なのですが、よく見ると細かい気泡や欠損が多く、後半から
タミヤの光硬化パテ
の投入により作業性が向上した物の、傷や気泡、欠損の処理に時間を相当とられました。
下半身のスカートから下が左右2分割のみでほぼ一体化されており、塗装も塗り分けも大変でしたが、そう言うキットだからこそ、製作依頼が来るのでしょう。下半身の分割部分の合わせ目は、塗装と組立の問題があり、作例でもそのままだったので消しませんでした。
下地処理のヤスリ掛けは400番、600番の耐水紙やすりで研いてから、肌色部分は3Mのスポンジやすりの
ULTRAFINE
と
MICROFINE
で研いています。
下地が出来た後、ラッカーシンナーで洗浄して脱脂してから、塗料接着剤の
ミッチャクロンマルチ
を噴き付け、肌色の有るパーツにはボークスのクリスタルクリアー、それ以外にはクレオスの
Mr.ホワイトサーフェイサー1000
を噴き付け、乾燥後、スポンジやすりのMICROFINEで研き、エアーブラシで彩色しました。
下半身は2パーツで構成されている為、塗り分けしなければならない面積が広い上に入り組んだ場所が多く、マスキングとエアブラシ塗装が大変でした。
肌色以外の部分をマスキングしてから肌色を塗り、その後マスキングを剥がしてから肌色部分をマスキングして、ショーツ、ペチコート、エプロン部分の白を塗ってから、白い部分をマスキングしてブルー部分を塗り、そのままではブルーと白い部分の境界線が綺麗では無いので、白い部分にしたマスキングを剥がしてから、ブルーの部分をマスキングして白い部分を塗り足しています。白とブルーの部分に関しては上半身も同様です。
今回の肌色は何時も使っているクレオスMr.カラー(以下、説明が無ければこの銘柄です)のキャラクターフレッシュ1の代わりに、
ガイアノーツ
のEx-05、Exフレッシュをベース色に使い、Mr.カラーの黄橙色、クリアーオレンジ、キャラクターフレッシュ2を適当調合したのですが、クレオスのキャラクターフレッシュの様に半光沢ではなかったので、塗装後にスーパークリアーのつや消しのエアーブラシ塗装で光沢を整えました。事前にフラットベースを混入する方が手間が無くて良いかも知れません。
着衣の白い部分はガイアノーツの大瓶のホワイトに、大道寺知世の髪の毛で使った色を混ぜて淡い紫色を作り、さらにホワイトを足した物と、ホワイトの都合3色を使って表現しています。
着衣のブルー部分は大道寺知世の髪の毛の色にインディーブルーを混ぜた物と、ブルーFS15044の二色を塗り重ねています。
白とブルーの部分は何時もよりも濃淡を強調気味に仕上げてみました、又、そのままでは光沢が強いのと、塗膜の薄さに不安を感じたので、スーパークリアーのつや消し(瓶詰)を少し厚めに塗っています。
ネクタイはキャラクターレッド、ブローチ部分はアルクラッドのペイルゴールドとガイアノーツのクリアーレッドの塗り重ね。
靴はウッドブラウンで塗った後、薄めたレッドブラウンを塗り重ねています。
髪の毛のリボンはキャラクターイエローでシャドー部分を塗った後、イエローを塗り重ね、スーパークリアーのつや消し(缶)で光沢を整えています。
顔塗りは目の部分のシャドーをラ・サイゼルのストッキング部分に使った薄いプルーで白目のシャドーを塗ってから、デイトナグリーンで瞳の色を塗った時点で方針を変更して、ブラックを塗り重ね、目の部分をマスキングして肌色と髪の毛をエアーブラシ塗装してから、虹彩をエナメル塗料のグリーンで、ハイライトをエナメル塗料のホワイト、睫や眉毛、瞳の輪郭をエナメル塗料のセミグロスブラック、口の部分をエナメル塗料のホワイトとピンクで調色したピンクで筆塗りしています。
髪の毛は、他の色を塗った後、マスキングしてブルーFSFS15044で塗って塗り、前髪のハイライトは、マスキングしてホワイトを薄く塗ってから、薄めたブルーFSFS15044を塗り重ねています。
ベースは組みあがった下半身を基準に、手に入る範囲では一番大きな円形ベースにスプレーニスのウォールナットを塗り、芝生の起毛テクスチャーを貼り付けたのですが、エプロンのリボンとお下げまいれるとかなりはみ出す事が発覚。
対応策として楕円の木製プレートに、
アサヒペン ジェルカラーニス
のウォールナットで塗装した物も用意しました。
製作費の総額は76,500円でした。
写真
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