Yahoo!オークションで「八重花桜梨」を検索する。
Amazon.co.jpで「八重花桜梨」を検索。

 キットデータ

 1/6 八重花桜梨(ウエイトレス)
 (ときめきメモリアル2)

 原型製作 うちだこうじ(makeplus)

 販売 コナミ

 パーツ数 24



 ご依頼を頂き製作したときめきメモリアル2に登場する八重花桜梨です。
 この手のゲームに適性がなくときメモはシリーズを通してプレイした事が無いのですが、無印の独特な絵柄に対して、2はありふれた感じでは有るものの、無印と比べると個人的には親しみ易い絵柄ですね。
 何人か居るヒロインの中から誰か一人を選べと言われたら今回製作した花桜梨になるかと思うのですが、それは他の人も同じだった様で、メインヒロインの陽ノ下光と双璧を成す人気キャラだった様です。  
 販売された当時のの一部報道や、手元に有る資料から判断すると、学祭の模擬店でのウエイトレス姿と思われます。
 メイド服なのは一目瞭然ですが、10年前に「お帰りなさいませ、ご主人様」なメイドカフェはまだ無かったか、有っても広く知られてはいなかったので、多分Piaキャロ2のメイドタイプ制服同様メイドっぽいのは格好だけで、給仕は普通なのでしょう。

 今回はキットではなく、キットと平行して、受注生産で販売されいたレジンキャスト完成品の破損品をリペイントした物です。
 完成品と言えばPVCかソフトビニール、レジンに混ぜ物をしたコールドキャスト完成品が相場なのですが、今回は一般的なガレージキットに近い素材のレジンで成形されていました。コールドキャストやポリストーン完成品の場合、陶磁器の様に柔軟性が無く割れ易く分解に困難を伴う事も少なくなく、状態によってはお断りする場合も有るのですが、接着や軸打ちが甘いのもあって、今回は分解が比較的容易でした。取扱説明書にはエポキシ系の接着剤を使用している旨が記載されていたのですが、エポキシ接着剤の流動性や使い勝手を嫌ってか、実際に使用されていたのはエポキシパテで、塗膜の上から接着されていたので、経年劣化もあるのでしょうが軽く引っ張っただけでパーツかとれたので、自分で作ったキット完成品を分解するよりは随分楽に出来ました。
 レジンの素材は少し特殊でシンナーに幾ら付けても柔らかくならなかったので、安心してシンナーの漬け置きが出来たのですが、 下地塗装に使われている白い塗料が特殊なのか、市販のラッカー薄め液では中々溶けなかったのと、塗膜が厚かったので、元の塗装を全て落とすのに思ったよりも手間がかかってしまいました。
 軸打ちは行われていたのですが、差し込みが浅く、太さが不十分だったり、軸の位置ががズレていたりしたので、軸打ちのやり直しと仮組が必要でした。

 パーティングライン処理が不十分な箇所が相当見受けられたので、塗装を落とすのも兼ねて320番の紙やすりで全体の表面を磨いてから、シンナーで漬け置きして塗料を落とし、シンナー洗浄では落ちきらなかった部分や、彩色に用いた塗料の影響か経年変化で変色していた部分のうち、肌色に掛る部分は改めて320番でヤスリ掛けを行いました。
 元は前後に分割されているスカートの合わせ目処理が不十分だったので、バテ埋め処理を行いました。
 全体を400番、600番の紙やすりと、ULTRAFIENのスポンシやすりで軽く研き、シンナーで再度洗浄してから、ミッチャクロンマルチと、肌色部分の有るパーツはスーパークリアーの半光沢で、それ以外はホワイトサーフェイサーで、それぞれ下地塗装して、必要に応じてスポンジヤスリのULTRAFIENやMICROFINEで研いてから、彩色しています。
 彩色はクレオスのMr.カラーやフィニッシャーズ、ガイアカラーと言ったラッカー系塗料のエアーブラシ塗装と、タミヤやハンブロールのエナメル塗料の筆塗りで彩色しました。

 メイド服に関しては指定に合わせ、基本色をつや消しの黒、袖の縁をレッドで彩色しました。白い部分はフィニッシャーズのファンデーションホワイトで塗り、薄い青紫のシャドーを入れています。カフスボタンはファインシルバーの上からクリアグリーンでコートしました。
 ストッキングは肌色部分を塗った後、メイド服と同様に仕上げています。靴に関しては光沢の有るブラックで塗り、靴底部分はつや消しブラックを塗りました。靴の留め金部分はハンブロールのゴールドの筆塗りです。

 肌色と髪の毛は指定の資料を見ながら調合しました。当初の調合はご依頼主の好みに合わなかったので塗り直しています。
 肌色を塗る前に、白目のシャドーを薄い水色で、瞳の基本色をルマングリーンにデイトナグリーンのシャドーを入れて塗っています。 肌色を塗り終ってから、細部をエナメル塗料の筆塗りで書き込み、つや消しクリアーでコートしてから、目をアクリルのクリアーでコートして光沢処理しています。

 トレイとスプーンはファインシルバー、ポットや皿、カップはファンデーションホワイト、サンドイッチトーストはエアブラシのカップ内調合でトースト部分を塗り、サンドの具はエナメル塗料の筆塗りです。コーヒーもエナメル塗料の筆塗りです。

 ベースに関しては破損が少なかったので、破損箇所を補修して、全体を軽く磨いてミッチャクロンを塗布して、元の色に似せて調合し色を厚めに塗り重ねました。


 費用に関しては、納品時の送料と、塗料や軸打ちの為の芯材と言った材料代を含め7万円とさせて頂きました。




写真  INDEXに戻る

Yahoo!オークションで「八重花桜梨」を検索する。
Amazon.co.jpで「八重花桜梨」を検索。