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キットデータ
フェイト (フェイト・テスタロッサ)
（魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st）
原型製作 BUBBA
販売 サイコロキャラメル(イベント限定品)
パーツ数 32
ワンダーフェスティバル2010{夏}にBUBBA氏の新作としてサイコロキャラメルより販売された映画版のフェイトです。
BUBBA氏の作品も、子供時代のフェイトも初めての製作でした。
スケール表記は有りませんが、1/7〜1/6程度だと思います。
キット状態はR.C.ベルグによるものなので比較的良好なもので、マント物の作品の塗装テストを兼ねて気軽に作り始めたのですか、 パーツ数が多い上に繊細な造形でパーツ整形から塗装、組立に至る全行程に神経を使い、思ったよりも手間も時間も掛かり結構大変でしたが、その甲斐あって完成時の達成感は相当の物でした。
手順としては何時も通りで、ニッパーやカッターナイフでゲートを切除した後、3Mの耐水紙やすりの320番でパーティングライン処理した後、400番、600番、800番と番手を上げて研いてから、3MのスポンジやすりのULTRAFINEで研き、ラッカー薄め液で脱脂してか塗装しています。
パーティングライン処理の合間に、1mmと0.5mmの真鍮線で各部分を繋いで仮組していますが、パーツの精度が高かったのか、合わせ目部分の調整は不要でした。ただ
バリアジャケットのマントは中央付近でニ分割されていて、分割部分が奥まった場所だったので、合わせ目処理は大変でした。
下地塗装は
ミッチャクロンマルチ
を塗布してから、肌色部分の有るパーツにはMr.スーパークリアーの半光沢、それ以外の部分にはタミヤのホワイトサーフェイサーを使用しています。
下地塗装の後、下地塗装をスポンジやすりのMICROFINEで研いてから、彩色は大部分をMr.カラーのエアーブラシ塗装で行い、顔の描き込みや細部の微調整をタミヤのエナメル塗料の筆塗りで行っています。
肌色はテストを兼ねて新たに調合した物を使用しました。
キャラクターフレッシュ1とキャラクターフレッシュ2、オレンジ、黄橙色を適当に調合した物を色の濃さ別に二色用意して濃い色でシャドー部分を塗ってから、明るい色で全体を塗っています。
髪の毛は映画の公式サイトのイラストとサイコロキャラメルの彩色見本を参考に、イエローにレッド、フタロシアニンブルー、ホワイトを加えて作り、サイコロキャラメルの作例見本を参考に半光沢で仕上ました。
バリアジャケットは、黒はつや消しブラック、赤い部分はレッド、金色はゴールド、ベルトはレッドブラウン、ブーツはつけやしブラックペースにバールブルー、スカート(?)は作り置きしてあった薄めのピンクです。
バルディッシュはシャインシルバー、ゴールド、基本色はブラックベースにパールブルーです。
黄色い部分はシャインシルバーにクリアイエローでコートして、WAVEから発売されている
H・アイズ 2 クリア
の8mmにクリアイエローを濃い目に塗布して貼り付けています。
バルディッシュの光沢を出す為に塗装や彩色前には研磨して、彩色後にはシンナーで相当薄めたクリアーを数回に分けで塗布しました。
バルディッシュの基本色とブーツ、マントと髪の毛のリボンはアニメでは同色で、サイコロキャラメルの展示見本もマントとリボンは濃い目の青系統の色で塗られていたのですが、個人的に抱いてるイメージからリボンとマントはバリアジャケットの基本色と同じつや消しブラックで仕上ました。
パールブルーはスーパークリアーにボークスから発売されている
造形村シャインパール ブルー
を混ぜた物を使っています。バルディッシュは光沢仕上ですが、ブーツは半光沢で仕上ました。
顔は肌色をつや消しで塗ると筆塗りが滲むので、彩色段階は少し光沢を出し、筆塗りが終わってからフラットベースを加えたスーパークリアーでコートして光沢を整えています。
目は肌色を塗る前に、白目のシャドーを作り置きした色、瞳をレッドで、それぞれマスキングしてエアーブラシ塗装しています。肌色を塗った後、タミヤのエナメル塗料で目や睫、眉毛を筆塗りして、と前述の光沢調整の後に、水性アクリルのMr.ホビーカラーのクリアーの筆塗りで目に艶を出しています。口はタミヤのエナメル塗料の光沢の有るレッドとホワイトを混ぜて作ったピンクでスミ入れしています。
塗装が終わった後、左足、首、マント、両腕、ブーツとおさげのリボンは瞬間接着剤で接着固定していますが、それ以外は強度的に十分だったのと、輸送時に分解する事を考慮して真鍮線の差込固定としています。
ベースはタミヤの
アクリル展示台（円形台座)
を使いました。
値段は張りますが抜群の高級感です。
写真
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