キット頒布ディーラーとしては二回目のワンダーフェスティバルへの参加でしたが、今回は製作が思う様に進まず、 製作の仕上げを含めた大部分を一緒に参加した知人に手伝って貰って何とかイベント前日、出発の当日に間に合ったと言う具合で、 かなり危険な綱渡りでした。 仕上げは知人が行い、丁寧にして貰ったのですが、原型が完全では無い上、複製、パーツ成形もかなり雑に行ったのでかなり残念な仕上がりになっています。 六条深雪さんも良いのですが、ミアトルの制服は作るのが大変過ぎるので見た目がシンプルな聖歌隊の制服を着た夜々にしたのですが、本申請を終えた時点でボーズが今一な上に、学校制服の上に重ね着しいていると言う設定だったのが発覚して、予想よりもずっと手間が掛かってしまいました。 「夜々を作るくらいなら光莉だろう」とか、「玉緒しかないだろう」とかこの手の作品の宿命とは言え、見る人によって視点がてんでバラバラです。 本当は巴だけ作りたかった所ですが、シチュエーション的に単体では無理があるので雛苺も作る事にしたのですが、巴の形出しまですんなり進んだのですが、小さい上に構造が複雑な雛苺にかなりやられてしまいました。 雛苺の人気が思ったよりも高く、セルマの次に人目を集めていました。心境としては複雑です。一緒に来ていた知人曰く、「同スケールの雛苺単体を作った方が良いのでは」と言う事でした。作るのにかなり手間は掛かりますが、検討する価値は有りそうです。 巴の箒は当初レジンパーツにする予定でしたが、ドール用の箒が持てる様に4mm径の丸棒が握れる様に作りました。が、複製したら収縮して、手首の穴部分を削るか、丸棒を削る必用が有ります。展示見本兼提出サンプルでの箒は4mm丸棒と刺繍糸で自作しています。 撮影アングルや展示配置の問題で写真写りはかなり悪いのですが、これしか写真が無いのです。 パワードールの中で最も人気の高いキャラなので、ヤオの次に作る事は決めていましたが、1/6サイズは大きすぎるので、1/7にスケールダウンして製作。 スケールダウンした結果、製作は順調でしたが、夜々と雛苺に足を引っ張られて思う様に仕上げられませんでした。 パイロットスーツはパワードール2版ですが、髪型はパワードール版です。デザイナーの気分で髪型がコロコロ変わるキャラなので、印象的でかつ作り易い髪形にしました。 最強アイドル伝説再びと言った所で、今回展示した中では一番人気でした。 キャラ的には三つ目はハーディ・ニューランドを考えていたのですが、セルマの需要が高い様なので、元々作るつもりだった、パワードール版のパイロットスーツが先になりそうです。頑張って今年中に二体追加できると良いのですが、その前に今回の三体を仕上げるのが先ですね。 展示アイテムはアレですが、搬入、設営はこなれた物ですんなり完了。と思った物の、夜々の右手首が、軸打ちが間違っているのに強引に接着していたらしく、見事に脱落していて、更に不運にも応急処置用の工具箱を持って来なかったので慌てましたが、斜向のD-PLACEさんが丁度必用とする工具を使っている所だったのでお借りして事無きを得ました。 設営後は結構ヒマで、会場を何度か周り、違うロックの知人のブースで話し込んで気付いたら開場数分前になってしまって慌ててブースに戻ってすぐに開場。 今回、ディーラーダッシュで展示物を倒すと言うのを目の当たりにしました。あれだけ広い通路で卓にヒットする様な鈍臭い者が実在するが信じられませんでしたが、この目で確認しました。幸い、倒した展示物は展示見本では無くお品書の黒板で、実質的な損害は無かった様でしたが、これが提出サンプルを兼ねた展示見本だと目も当てられませんし、被害を与えた者も、被害を受けたディーラーに捕まって買い物が全く出来ない事も有るので、急ぐのは判るのですが、慌てるべきではないですね。 周りの開場ダッシュが収まったのを見計らって、向かい正面のアミエ・グランで、去年の夏の神戸のWHFで買い逃し、夏のWFでは販売その物が無かったバニーほたるを購入。後は店番を頼める人が来るのを待ってから買い物することにして待機していましたが、10分経っても一般参加者が私のブースの付近までやってきません。ヒマなのでブースの周りをブラブラ周り、同じ島でアトリエ彩のイースフィギュアコレクションシリーズ2が1BOX1,000円だったのでヒマ潰し用に購入。その前後にディーラー参加者の方が制服姿の巴をお買い上げ。 買い物に出ていた店番してくれる人が戻って来ても一般参加者が少なく、「東京はこの冬一番の寒さとか言っていたので、あまりの寒さに一般参加者の多くが凍死したんじゃないのか?」なんて話していたものの、目に見えて移動が楽なので、会場一回りして、目的の買い物もあっさり達成。 余程のアイテムで無い限りは買えてしまう状態は異様に思えましたが、一般参加者の獲物を見て状況が直に理解出来ました。一般参加者の多くが企業ブースの有るDブロックに集中していた様です。 これは恐らく、転売のターゲットがガレージキットから、当日限定のメーカー完成品にシフトした為だと思います。転売の是非は別として、ガレージキットよりは価格が安く利鞘が大きい様なので自然な流れでしょう。ガレージキット目当ての私としては買い易くなるので喜ばしい事態ではあります。もっとも、その分、自分の販売物の売れ行きが悪くなっている気もしないでも無いですが。 時間経過と共に徐々に人が増え、正午を少し過ぎたくらいから、混雑のピークになり始めました。これは今までの一時間程遅い時間帯ですが、その後は何時ものWFといった感じでした。 当方の販売の方は、ガイドブックへの広告の効果か、アイテムが増えたせいか、金額的には微増したものの、それ以上に参加に伴う費用が増大しているので、売上過去最高、赤字額も過去最高と言う状態でした。 今回展示した中では「セルマ>雛苺>それ以外」と言う感じで、仕上がりと反応の良さはは特に関係無く、キャラクター人気に依存するのをはっきりと体感できました。もっとも、人気が有り過ぎるとアイテムがバッティングしてしまい、需要が分散してしまうので、一概に人気キャラだから売れると言う訳では無いので難しい所では有りますが。 今回は会場をかなり回りましたが、寝不足でカメラを構える気力が出ず、前回の夏のWF同様写真は殆ど撮れていません。 新作は涼宮ハルヒシリーズから長門有希 開場のライティングは多方向の光源で照らされるので、それを嫌って頭上に自作シェードが掛けられていました。下はシェードなしです。 個人的には写真を撮った場合、シェード無しの方がイベントの臨場感が出て良いと思ったりするのですが、 シェード有りの方が確かに判り易いですね。 こんな感じで展示されていました。 新作は翠星石、蒼星石に続く桜坂美紀氏のローゼンメイデンシリーズ第3弾の水銀燈と、涼宮ハルヒシリーズからとりあ氏の朝比奈みくる。 前回のWHF有明でもそうだったのですが、チェリーブロッサムのブースは今回も照明が逆光になって撮影が難しい場所でした。 でぃふぉるめシリーズ最新作はFateシリーズの遠坂凛。 どちらも80'sヒロインの、夢幻戦士ヴァリスの麻生優子と破邪大星彈劾凰のミア・アリス。 WWA 新作はいぬがみ!のようこ。 D-PLACE 一通り写真を撮ったのですが、ブレブレでこれしか写真が使えませんでした。 下の二体はどちらもオリジナルで、左から天狗と姫様です。 今回購入したガレージキッとは、アミエ・グランのバニーほたるーと、写真を撮ったMINEの長門夕希、チェリーブロッサムの水銀燈、地球外生物とゆかいな仲間たちの遠坂凛の四点でした。 何時もよりは少な目ですが、一ヶ月足らずで名古屋のWHFが有るので自重しました。 今回は前回回らなかったDブロックも回ってみましたが、ちょっとした見本市になっていました。 海洋堂が何回もビラを配りに来たリボルテックのセイバーのサンプルも展示されていて、中々良い感じでした。 |