イベントインプレッション
ワンダーフェスティバル2001夏 リスタート
タイトル通り主観に基づく雑感であってイベントリポートでは有りませんので、
各ディーラーさんの展示、販売されていた物等の情報を希望される方は他所さんのイベントリボートを参照して頂く良いかと思います。
今回は写真も全然撮れなかったので・・・
周知の通り1回お休みの後のワンダーフェスティバル(以下「WF」と表記)。
次回の開催も何時も通りちゃんと決まっているので単純に1回のお休みだったみたいだ。
ガイドブックで事前に解る範囲では、
今回は模型イベントが他にも一杯あるのでディーラー数は少なめなのでAブロックがガラガラなのと、
去年AブロックとBブロックの間にイベントスペースが間に入るという、
私を含めてWF内で行われる催し物には全く興味の無い人には思いっきり面倒なレイアウトが改善されていたのが大きな変更点だろうか。
個人的には物の売り買いや展示の場としてしか見ていないので、アトラクション等は要らないし、
コスプレも、
その写真を撮る為だけに会場に来る人が多くて買い物に来ている人の邪魔になる様であれば
(会場の外のフリースペースのみの撮影となるまでは凄く邪魔だったらしい)、
コスプレの為のイベントが有るので、WFでコスプレをしたり、
その写真を撮らなければならない理由は無いので、
コスプレの撮影は全面的に禁止するか、
撮影を禁止しても聞かない者が多いと考えられるのであればコスプレその物を禁止しても良いのでは無いかと思う。
又、禁止とまでは行かなくても、コスプレは昼以降からとするだけでもかなり違って来ると思う。
今回もディーラー参加なので設営の為に8時くらいに開場入りする。
この時点で寒いと感じる人がいるくらい気温が低くかった。この場合はイベント日和と言うべきなのだうか。
私達のディーラーのブースはCブロックで奥の方だったので、搬入口の関係でBブロックを通過するので、
Bブロックの筈のTOY’Sブランドの藤浦氏に渡さなければならない物
(石嶋君が塗ったネル)が有ったので寄って見たら机しか無かったので、
他の人が電話で連絡を取った所まだ高速で到着は昼頃になるとの事・・・
前日の内に雛段を組んで後は完成品を飾るだけとなっていたので、
サテン地の布を雛段に被せた後、完成品を箱から出して置いて行く。
自分の作った物は何時も蛍光灯か自然光の元でしか見ていなかったが、
ビッグサイトの水銀灯の照明の元ではやたらに艶が強調されて、艶有りの所が異常にテカッて見えたりして少し焦ってしまう。
バラバラにして持って来ていたかんちゃんのモーターヘッドは組立に手間が掛かっていたが、
私の物に関しては元々のパーツ自体が少ない人形なので、
発送の関係でバラしておいた部分を除けば組み立てなければならない部分は殆ど無いのですぐに並べ終わり、
手が開いたので友人やお世話になっているディーラーに挨拶に行く。
今回は後述する通りイベント中はあまり出歩く時間が少なかったので、結果的に、
忙しい筈の会場前の一時が一番話が出来た気がする。
一通り挨拶回りが終わった頃に開場前行列等を防止する為に全ての
シャッターが閉まる直前になるのでブースに戻る。
ブースに戻ると流石に設営は終わっていた。
今回3卓の内一つを完成品で、一卓はHobby Smith Cat’sの古物、残りの一卓を
事務処理等に使う予定だったが、HSCの椎名さんが仕事の関係で参加出来ず
完成品以外の古物はテレカしか持って行けなかった為、一卓が豪快に余ってしまった。
友人とだぺっている間に会場時間になり、今まで過去に3回参加したが毎回開場前行列云々で開場時間が遅れていたが
今回はそれが無く、何時も行われているカウントダウンも無しで唐突に「開場しました」とのアナウンスが流れたので少し驚いた、
まあ、普通はこう言うものだろう。
Cブロックにいる限りではスタート時点での一般入場者の数がやたらに少ない様に思える。
まあ、Cブロックは古物を集中させているみたいなので、わざわざ最初にここを回る人は多く無いのだろうから、
名の通った人気ディーラーの集中するABは壮絶な状況になっていると思う。
Dブロックの方には人気ディーラーが幾つかあったのでそこに関しては行列が出来ていたが、
行列のコントロールをマーシャルが助けていたのが他のイベントではごくごく当たり前のことだが、
WFにおいては印象深かった。
少しは改善の兆しが見えてはいるが、
ガレリアからABとCDのブロックに入るシャッター1ヶ所か2ヶ所、
しかも今回一番大盛況で昼を過ぎても行列が続いたMIUのブースが
出入口が近かったので、ガレリアをまたぐ移動がやたらに面倒だったのであれは何とかして欲しかった。
会場入口のチェックさえしていれば別にガレリアとブロックの入口にチェックをするための人を配置する必要すら無いと思うのだが、
後から聞いた話によると同時開催のトイフェスとWFは各イベントでの入場券が違うのがその原因の様だ。
それなら同時開催しない方が遥かにマシだろう。
おそらくは最初の方はチケット共通で日程を決めて会場をおさえたものの、
その後、大人気無い大人の事情と言う奴が発生したのだと思われる。
直接見た訳では無いが、人づてに聞いた話ではトイフェス会場には全然客が入っていなかったそうだ。
何時もはWFのついでに入る客が大部分なので当然と言えば当然だろう。
トイフェスにディーラー参加された方にはご愁傷様と言うしか無い。
開場してから一時間くらいしてからABブロックが落ち付いたらしいので行こうとしたら、
今までは入場制限していたらしく、
スタート時の入口とはと逆の方からの入場が開始されてかなりの人が入っていたので、
ブラブラ見るのはちょっと辛そうなので早々に引き返したが、
CDブロックはそれほど混雑していなかった。
この状況はどうやら最後まで続いたみたいで、
私達の様に古物のディーラーはもともと昼から金を持て余した人が回る様な所なのでまあ良いとしても、
当日版権物を扱っているディーラーで、名の通った所ならディラー名だけで買う人もいるだろうが、
そうで無い所は見てもらわなければどうしようもないので、
このブロックの卓数に対する人口比(ABブロックよりはCDブロックの方が卓数は3割近く多い)
は強く不公平感を感じるのかもしれない。
今回は人があまり来ない所だったとは言え、
自分の売り物が有るので殆どブースについていて、
TOY’Sブランドに荷物を持っていったり、伝令として何度かBブロックに急ぎで行った以外はガレリアをまたぐ事はなく、
結局まともに会場をを見て回る事は出来ないまま閉場まで時間が過ぎる。
写真もデジカメは友人に貸しっぱなしで全然撮れなかった。
以前から欲しかった物で既に予算を使い果たしていたので良い物を見付けたとしても買えなかったので
これはこれで良いのかもしれないが(と言いつつブースの比較的近所だった所でキャティーを買っていたりする)、
他のディーラーの人と話が出来なかったのは、
今回でもう参加する事は無いかもしれないのでかなり心残りとなってしまった。
私の持ってきた物が全く売れなかったが、
不況でみんな金回りが悪いのと、
WFの後にC3やWHFが有る上、場所が悪く、
始めから売れないのは解り切っていたので心理的なダメージは小さいものの、
他の連中がそこそこ売れたのと、
何より売り上げが出なかった者は「ビースト 巨大イカの逆襲」のDVDを買わなければならないらしいのでかなり気が滅入る。
購入期限が決められてはいなかった筈なので死ぬまでに中古で50円くらいで売っていたら買う事にしよう。
そんな訳で私は持ってきた物を全部送り返す羽目になったが、それでも荷物は少ない方なので閉場してから撤収作業を始めて
佐川に送り返す荷物を預けた時点で何時も会場を後にする時間になる。
宿にチェックインした後、売上が出た人におごってもらうと言う事で食事に出かける。
ネオジオランドのキッチン江坂や江坂の東急ハンズの地下の天ぷら屋の様に。
我々がひいきにしている店は立て続けに潰れているので、
「何時もイベント後に食事を摂っている店ももしかしたら」という話をしていたら、
潰れてはいなかったが休みだった・・・・呪われているのだろうか・・・
その後頼んだ商品が見本より多くて困った事以外特筆すべき事はなくWFの当日が終わる。
果たせなかった目的が多く心残りがかなり有る者の、悪くは無い一日だった。