今日の日記特別編
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ワンダーフェスティバル2000冬
私の主観でインブレッションしてみました。一部敬称は略しています。
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今回は直前に完成した愛沢ともみと、ルリの胸像を出すべく、手持ちて出発
行きの夜行バスには間に合う。
行くまでの間の電車や、夜行バスの休憩のサービスエリアでイベント
の作戦会議をしているのを目撃すると、「やっぱり大きいイベントなんだ」と
実感する。でもサービスエリアの食べ物は高過ぎ。天ぷらうどんに700円は払えない。
夜行バスはほぼ予定通りの時間に東京駅に到着し、そこから山手線で新橋
間で行き、ゆりかもめに乗りかえる。山手線の新橋駅を出る時に前回と違う
出口を利用した為、少し迷うがそれ程のロスも無く、国際展示場前まで辿り
付く。ゆりかもめのアナウンスはやっぱり天野由梨さんに聞こえる。
ゆりかもめで最寄駅までは何とか来れた物の、ビックサイトは全然解らな
いので、20分ほど迷った後、R32GTーRと合流出来たので、何とか搬
入口から7時に入場。
流石に未だ搬入を始めていないディーラーばかりだったが、うちのブース
は設営を開始していた。
とりあえず設営がある程度片付くのを待ってから、今回持ってきた物を披露。
愛沢ともみに対する反応は、何時も通りに出来とかよりも、完成した事に対しての方が強い。
私の完成品はオーパーツらしい。作り方云々ではなく、そこに存在する事が
説明できないと言う意味らしい。まあ、平たく言えばレアアイテムって事か?
#多分違う
箱を空けてベースと、髪の毛の塗装に破損があったのがちょっと悔しいが、
そのまま展示。ベースとキットを繋ぐ真鍮線が何処かに言ったので、その場で切って固定。
髪の毛に付くリボンは綺麗に結べそうに無かったので(そもそも設定自体が無茶な形をしている)、
付けない事にする。
ルリの方は頑丈に作っているので、箱から取り出して置くだけで完了。
会場の照明とのマッチングはかなり良く。二つとも良い発色をしている。
特にルリの髪飾りのシルバー地の上に吹いたクリアーのレッドは凄く綺麗。
プライスタグはスケッチブックをデザインナイフで切り揃えて鉛筆書き・・・
後で視認性に問題が有るのに気づいてマジックで書き直す。
とかなんとかしている内に、設営は完了し、宿を後から出発した連中も来た
ので、ぶらぶら回る。イベントが始まると人がごった返すので、この時間帯に
観て回れる事はディーラー参加とは言え幸運だ。
勝嶋君の所のMINEに行くが、「ボスは未だ寝てます」との事。
「やれやれ、原型師様は余裕だねえ」とか皮肉を言いながら、
並んでいる商品を、ゆっくり見る。
やっばり良いね。CLINT−1は。
せっかくだから中身も展示すれば良いのに。
と冗談はともかく、肝心の美幸と夏美は・・・でか過ぎる。普通開場で見たら小さく見える物だが、それでもでかい。
が、原型段階で寄ってたかって注文を付けまくったので出来は上場。
身内びいきを差し引いても中嶋敦子版逮捕キャラ(中嶋敦子と、限定しているキットは無い様な気もするが)
では最高クラスだと思う。けど、申請数は各70個づつ、値段が値段(各25,000円)なので、
「大丈夫なんだろうか?」
と思ったら昼前には完売したらしい。
開場1時間前に又MINEのブースに行くと勝島君が来ていたので、
ともみ君の銀塩カメラでの撮影をお願いする。
風林火山のブースに行ったら今回はマクドナルドの商品を販売するらしい。ってそれは朝飯。
私は昨日の夕食から何も食べていなかったので、かなり羨ましい。
「今回は何も持って来れなくて、帰ってやろうかと思った」とか言う事を言っていた。
版権が一月上旬になってやっと出たから、間に合う訳が無いのは当然だろう。
ガイドブックの広告でセラフィクフェサーのマザクを四種類載せていたRSBに行くと、
凄く大きなバルキリーがいた。話に寄るとウエーブのバルキリーの原型もやった方らしい。
非常に良く出来ていて、欲しい所だけど、予算が無い・・・次のイベントで持って来てくれると良いが・・・
購入予定のマザクは見本の塗りはイマイチだけど、原型はかなり良い。これは是非作りたい。
金銭的制約が無ければ全種類買う所だが、そうも行かないので、04だけを買う予定。
あげたさんのFREEーX(フリークス)に行った時は未だ設営作業中で見本を見られる状態では無かった。残念。
友人がボーメ氏のルリを所望するので、Pia PINK・CADILAC 2000GTRに一緒に下見に行ったら、
「前買ったのと、何処がどう違うか全く区別がつかないから要らない」
と、買うのをこの時点で中止。
私が気になっていた商品は首都高NS400RRの所の
「くるくるセイバーアニエス」以外は全部持ってきていた。
予算の限界ギリギリの所まで購入ブランを立てていたので、
全部買えたら経済的には辛いかも・・・
開場数分前には一応決まりなので、ブースに戻る。
「行列を作っている所は客を散せ」との趣旨の放送が何度もされていたが、
一体何処で行列が出来ていたんだろう?少なくとも私の見える範囲内では
会場前に行列が出来ている様子は全く無かった。まあ、アレだけ会場が広いから何処かで出来ていたんだろう
前と違って、通路に人がいなくなるまで開場は出来ないと言っていたが、
うちのブースは置いてる物が全部壊れ物なので、何時も通路側に人を付けているので、アレはちょっと困った。
どっちにしろ、カウントダウンが始まった時点でみんな買い物の為の移動を開始したので、
ディーラー優位は絶対に覆らない。まあ、頭割りしても入場料の数倍の
高いディーラー代を払ってるんだから、それくらいは許して欲しい所だ。
私の方の買い物は幸運にも欲しい物は全て買えたので、今回はあまり出歩かない事にする。
本当はToy’sブランドの桜姫のタイプ2がラストなので、欲しかったが、予算が的に辛いのと、
資料関係とか、色々考えると作らないと思うので、非常に残念だが理性的に断念。
開場30分くらいでみんな戻ってくるが、健ちゃん(戦艦大和の製作者)の収穫(全部船)が大きのって何だか間違っている。
私のもう一つの獲物のレシプロ英国機は全然無いのに。
開場直後の買い物の後はほとんどの時間を店番で過ごした・・・
石嶋君の持ってきた物は順調に売れて、多少は残ったが、そこそこはけた。
が、私を含めたそれ以外の連中(博士、かんちゃん)
の物は博士のミレニアムゴジラが売れた以外は全く売れず。
ま、今回は完成品屋は何処も悲惨な状況なので、これが普通なのかも知れない。
始めから売れてしまうと勘違いするので、こう言うビターな展開も味わうのも良いだろう(強がり)。
今回京都クラフトハウスMR.BIGの展示物で一番人気は何と言っても
「ハクション大魔王ツボ」客の反応だけはぶっちぎりでトップ。でも売れず。
確かに世間様から見ればあのサイズで一万円は高いだろう。
しかし、カレージキットの完成品の値段とすれば異常に安い値段。
工賃はゼロに近い筈。
私の持ってきた物は、ルリの胸像は8万円、愛沢ともみは5万円。
キット代、材料代を差し引いた工賃は、それぞれ、
5万円と3万円程になる筈なので、労力を考えると、それ以上安い値段を付ける訳には行かないのだが、正面の完成品屋(商売敵?)
は1/8九条サラに33,000円の値を付けていた(汗)・・・
あっちの値段が異常に安いだけで、私の値段は相場よりはかなり安い筈なのだが・・・
売れるかどうかは別だが、完成品は世界に一つのワンオフなので、
どんな値段を付けてもそれは個人の自由だろう。
昼前にR32GTーR使いから、「A@B@Cが来ている」との情報を受け取る。
完全に見落とし(後でガイドブックを確認したらちゃんと載っていた)・・・しくじった。予算的にはあそこ商品を買うことは不可能なので、
涙を飲んで諦める。その時点では「ベルダンディーとペイオースが改修が掛かっている」
との情報しか受け取っていなかった(ブルーが入る事確実なので、新作に付いては聞けなかった)
ので、「抜きやすくして、キット状態を少しマシにしただけで、物が同は筈」
とR32GTーR使いに言いつつ、自分自身にも言い聞かせる。
午前中に全ての商品が裁けたのだろう。オーバーダートの佐藤さんが挨拶周りにやって来た。
始めて見た(「初めまして」と会釈ぐらいはしたけど、会ったと言うよりは見たが正しいだろう)のだが、私と年が大して変わらない(確か私より一歳年上)筈なんだけど・・・
滅茶苦茶年上に見える。少なくとも石嶋君(私より4歳年上)よりは年下には絶対に見えない。
少し暇になった時に椎名さんに
「店番してるから、こことここのすえぞう見てきて良かったら買ってきて」
と頼まれたので、FーMTSとTeamKnockingを見て回ったら、FーMTSのすえぞうプレートが1,000円、
TeamKnockingのすえぞうが3,000円、合わせて4,000円だったので問答無用で購入。その後昼食を買うついでに色々ぶらぶら回ってみたが、
個人ディーラーの商品の水準はは確実に全体的底上げされている。良い傾向だ。
動員数は夏に比べて明らかに多い。やはりJAF−CONが無いのでこちらに
集中するんだろう。
フライドチキンを買いにAブロックの辺りをうろついていたら、人違いで声を掛けられる。良く考えたら夏にも同じ様な事が有った。
誰かに似てるんだろうけど・・・気になる。
一度戻った後、少し客の様子を見た後、ブースにみんな戻ってきているので、
近所の古物屋を物色に回ったら、同級生2のプライス用の桜子のマグカップ
(ゲームはやった事が無いけど、竹井キャラは好きで、桜子は同級生キャラの中では一番好き)
に800円のプライスタグが付いていたので、「下さい」と言ったら
「300円でどうです?」と予想外の展開。800円で買うつもりだったので当然OK。
小銭の所持金が296円。さらに4円まけてもらいました・・・良い買い物だった。
近所のスタジオパールがモディファイしたベースを扱っていたので、
1,000円で置いてあった、愛沢ともみに使っている破損したベースと同じ物を購入して即ベース交換。
描いてある花柄がキャラに合っていて、なかな良くなった。ついでに箱にしまってあるリボンは足元に置いて、
パーツは全部揃っている事をアピール。
その後更に近所をぶらぶらしていると勝島君に呼び止められる。
写真を撮りに来てくれたのだけど、ブースが解らず、迷っていたら偶然私を見付けたとの事。
ブースに案内して愛沢ともみを見せる。
「今回は服は全部艶消しで、後は前のと同じ様に吹いたんやけど」
「やるやん。何時も同じの作ってたから何時出来るんやろうと・・・」
何でみんな言う事同じかなあ?
取り敢えず前後の全体と顔のアップを摂ってもらう。
ついでに椎名さんからデジカメを借りて、デジカメ撮影。ブースの写真とかも撮るが、
石嶋君の卓はかなりはけていたので、自分を含めた黒いサテンの卓だけを撮影。
クルシマ製作所の新作もついでに撮影。でも人が多くて思うように撮れなかった・・・ルリはやっぱり欲しいな・・・
撮影の後、しばらくして、人が空いて来て余裕が出たのか、
私の作った奴を撮影したりしてくれる人が出てくる。
絶版になっているルリ(店頭在庫のみ)はともかく、キットの販売元のアグレッシブが
完成見本を持って来ているにも関わらず、撮ってくれると言う事は喜ばしい事だ。
ちょっとトイレに行くついでに中々回れないAブロックを回る。
アグレッシブのブースで改めて今回持ってきた物と同じ物を見ると、
塗装に対するアプローチが全く違っていたので少し安心する。
私と同じ様にリボンは付けていなかった。
最後に組む時に、苦労した右腕の接合部を見たらやはり、合わないらしい。
私のは右腕を接着した後、最後に塗装した顔を取り付けようとしたら、
干渉するので止む無く右腕をもいで、貼りなおしたが、どうしても隙間か開くので、
不安だったが、抜きは良くてもガレージキットって事だろう。
問題は愛沢ともみの制服版。破壊力抜群。でもアレを塗る気力は今の所無い。
次回並んで買おう。
まけいぬさんの所の唯は展示のみだったが・・・アレは幾らなんでもでか過ぎる。
作った後何処に置いたら良いんだ?
MINEに「良いですねえ、CLINT−1。中身展示すれば良いのに」
と何回目かは忘れたけど、同じ事を言って通過。その後A@B@Cのブース発見。
新作が・・・豪快に売れ残っていました。敗因は完成見本が未完成だった事だろう。
非常に素晴らしい原型で、ちゃんと作って塗れば凄く良い物になる筈だが、
多くの客には完成見本からそれをイメージする事が出来なかったのだろう。
ヤケになったのか半額以上の値引きをしていたので、
後で5,000円まで値段が落ちていた1/4スクルドの水着を買う。
私としては新作はもう買えないと思っていたのに、
思いっきり安く買えたので私としては非常に幸運だった。
今回の新作は全部で3つなので、次も懲りずに来てくれると良いが・・・
スクルドを持ってブースに戻ると撤収作業を開始していたので、私も片付け始める。
今回の買ったものを発送用に詰めた後、完成品を片付けていたら。
オカノ屋(首都高NS400RRのHP)の岡野さんが来てくれる。
何度かブースの前には来てくれたそうだが、予想通り、
ブースの前の人の流れが激しくて、なかなか声を掛け難かったそうだ。
撤収作業中と、クルシマ製作所の新作の撮影で、
あまりお相手できなかったのが非常に申し訳無かった。
クルシマさんの所のルリのショーケースのガラスが外された瞬間に写真を撮りに走ったのは幾らなんでも失礼だろう・・・反省してます。
閉場後荷物を運ぶ台車を確保しに健ちゃんと一緒に回るがこれが一苦労。閉場前にほとんど取られていたので、
駐車場で使い終わったのを頂くべく声を掛けて回る。まるでナンバだ・・・
今回のイベントでは何よりもこれが一番辛かった・・・
ゆりかもめの混雑が予想されるので、ある程度時間をつぶした後に、宿の近所で食事を摂り、
日帰り組みの私と椎名さんは帰宅。
新幹線で次回の野望を語り合う。
今回の獲物
ピンキッシュエンジェル 1/6ワルキューレ(10,000円) 原型製作 瑞穂
既にボークスから最強の出来の物が出ているけど、1/8とサイズが小さいので、
良いのが無いかと探していたら、ガイドブックに良さ気なのが載っていたので買った。
抜きはスカートが透けてたり、ボークスのフレッシュキャストみたいなキャストの色だったりするけど物自体は結構良い。インストがあまりにもストイックなので、スキャン(調子が悪く、綺麗にスキャン出来なかった)
して貼っておいたので興味の有る方は左の画像をクリックしてみて下さい。
RSB 1/5マザク04(10,000円)
去年のアフタヌーンの折り込みポスターの絵柄のマザクさん。
俺的には赤いジャケットを着ている方が良かったんだけど、出来が良いのは変わらない。
個人的な好みの問題としては、足が短いのと、肉付きが良過ぎる所、鼻の形が少し気になった。
でも1万もの金を出して買うくらいだから気に入っている。ただ、インストらしき物が無く、原型師の名前とか連絡先とかは箱の何処にも書いて無かったので、もしかしたら欠品かも・・・
写真は商品のボックスアートの物を使用してます。
画像をクリックすると高解像度の写真が表示されます。
MINE 1/3夏美、美幸(各25,000円、セット48,000円) 原型製作 勝嶋 康一
元絵はニュータイプの折り込みのポスターだけど、水着のデザインは変更している。
ポスターの絵を書いている人は違うんだけど、藤島耕介キャラではなく、中嶋敦子キャラとして製作しているんだけど、大き過ぎ。
目がもう少し大きくても良かったかもしれない。でも中嶋敦子キャラっぽく良く出来てる。
今回一番の出費でニ体セットで48,000円。
首都高NS400RR 1/8シンディー(5,000円) 原型製作 江川敬志
オカノ屋の掲示板で触れられていたエプロンの部分は確かに流れていない部分があったけど、
ワルキューレのスカートも同じ様な物だし、
モールドが入っている訳でも、変に入り組んでいる訳でも無いので、
気泡を埋めるついでにポリパテで埋めてやれば良いので問題は無い。
それ以外は、手流しなのに凄く綺麗に抜けていて、かなりびっくり、キャスト地塗装が出来そう。
モップの柄は無理にキャストで抜かずに、プラ棒と木製の丸棒が入っていて、
「好きな方を使ってくれ」と言うのが結構親切。
地球外生物とゆかいな仲間たち ディフォルメ天草降臨版ナコルル(5,000円) 原型製作 藤田嗣人
これは本当に予定外で、余りの可愛さに衝動買い。
組むのが少しばかり面倒臭そうだけど、キット状態でもかなり可愛い。以前から出ていた物らしく、
今回がラストとの事なので、買っておいて良かった。
写真はキット付属の塗装見本を使用してます。
画像をクリックすると高解像度の写真が表示されます。
岡山フィギュアエンジニアリング 1/5ナターシャ(10,000円)、1/2妖精さん(2,000円)
ナターシャの方は前に買ったまりなさんを作った人と同じらしく、
唇が少し気になる以外はかなり良い。キット状態は他のに比べたらかなりマシ。業者抜きかも知れないけど、気泡が多い。
妖精さんはワンパーツで、バーティングラインも上手く目立たない様にしていて非常に好感が持てる。気泡も少ないので多分塗装を含めても1日で出来ると思う。
妖精さんの写真はキット付属の塗装見本を使用してます。
画像をクリックすると高解像度の写真が表示されます。
ナターシャの写真はは大きい物がディーラー名のリンク先でで公開中(2月14日現在)ですのでそちらでどうぞ。
A@B@C 1/4スクルド(10,000円 購入価格5,000円) 原型製作 油川英和
完成見本が未完成なのでアレだったけど、かなり良い。装飾品がメタルパーツになっていて非常に作り易くなっている。
ベルダンディーとベイオースの装飾品だけでもパーツ売りしてくれないかな?
キット状態で段差が多少目立つけど、まあ手流しだからこんな物だろう。後でみたら、気泡が非常に少ない事が判明。抜きの技術が向上している。
ここの物は全体的にスレンダー気味なので好き。何故か捨て値の半額だった・・・
ここのインストもストイック。でも文字だけなので載せても面白くないのでスキャンはしなかった。
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